...謂う所の事務所から...
石川欣一 「比島投降記」
...謂うまじきことを...
泉鏡花 「海城発電」
...これを感神院祇園社と謂う...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...道の至公(しこう)と謂うべし...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...宮前は八幡前を謂うたのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...こうした構造形成力の必然性が吾々の謂う論理である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...マルクス派の謂う所の祖国とは...
豊島与志雄 「異邦人の意欲」
...作品の或る性格を謂うのである...
豊島与志雄 「小説集「白塔の歌」後記」
...けれども私の謂う教育家はさほど広い意味ではない...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...倅の謂うのは、神学でも覗いて見て、これだけの教義は、信仰しないまでも、必要を認めなくてはならぬと、理性で判断した上で認めることである...
森鴎外 「かのように」
...諸君の方ではススダマともシシダマとも謂うと聴くから...
柳田国男 「海上の道」
...肥前(ひぜん)の島原(しまばら)半島などでは是をヨナガリとも謂うそうである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...今謂う鏡餅(かがみもち)のなりに作るので...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一方には又次第に私たちの謂う火の分裂を引き起こしたのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...今でも稲扱器のことをヤマメと謂うそうである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...人が他人の妻をオカカだのオッカアだのと謂うのは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...だから女房を山の神と謂うのだとの説もある...
柳田国男 「木綿以前の事」
...中には口癖で意味も無しにそう謂う者もあろうが...
柳田國男 「夢と文芸」
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