...岡村君の所謂「芸術」が如何なるものであったかは...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...単に分科の学又は特科の学としての所謂「科学」(=特殊科学)だけを指すのではなくて...
戸坂潤 「科学論」
...併し所謂(社会科学などで用いられる意味での)「大量観察」とは性質を全く異にしている...
戸坂潤 「科学論」
...元来所謂相対性とは決してひたすらな相対性ではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...今日の所謂「文芸批評」よりも遙かに広く大きなそしてオリジナルなものであり得ることを...
戸坂潤 「思想としての文学」
...所謂邪教の夫から発見される...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...侯たるもの又何が故に其の自ら助成したる内閣の遽かに破壊するを望むと謂はむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是非もなき事と謂ふべし...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...その謂(いわ)れある柳の老大樹の林の中から身を現わして...
中里介山 「大菩薩峠」
...これが所謂真のキリスト教的愛である...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...意氣な袷(あはせ)を着るものですか」ガラツ八はその所謂(いはゆる)意氣な袷の衣紋(えもん)を直して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...即ち所謂「純粋理性」と「実践理性」とがこれである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...私のこれまで書いて來たものは所謂「私小説」と呼ばるべきものであるかも知れないが...
堀辰雄 「小説のことなど」
...プルウストの謂ふところの「無意的記憶」なるものにちよつと觸れて見よう...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...彼は、彼の所謂、何らかの「人間的な刺激」幼稚な俗臭を欲する幼稚な男であつたから、寧ろ同所に引き止まることを主張したのであるが(如何(どう)して引き上げなければならなかつたかの経緯は省略するが...
牧野信一 「鏡地獄」
...我草紙を所謂大文學雜誌に當てたりとせば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...朝早く立つ処(ところ)と謂(い)っているが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...我を助け置き幼名を十王丸と謂へり」とある...
柳田国男 「山の人生」
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