...サッカーには諸流の戦術がある...
...その会社の商品は諸流に渡って展開されている...
...最近、諸流のスキャンダルが報道されている...
...芸術には諸流のジャンルがある...
...諸流の意見を踏まえて、決定を行う必要がある...
...そしてそれはもっと著名な哲学の諸流派の歴史とほぼおなじぐらい教訓的なものである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...蕪村は「諸流を尽くしこれを一嚢中(いちのうちゅう)にたくわえ自らよくその物をえらび用にしたがっていだす」と言っているそうである...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...その彼さえが宗教に対する有力な批判的な諸流派を産んだ...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...第三部の近代哲学はイギリス唯物論(経験論)・大陸唯物論(合理主義)・主観的観念論及び不可知論・フランス唯物論・ドイツ古典哲学・弁証法的唯物論・ヘーゲル以後の俗流唯物論や観念論諸流派・を取り扱う...
戸坂潤 「読書法」
...精神の諸流を、何物も彼に示してはくれなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...儒家の諸流派については...
内藤湖南 「支那目録學」
...豊国(とよくに)ら近世浮世絵の諸流派は悉(ことごと)く清長が画風の感化を蒙(こうむ)りたるものにして...
永井荷風 「江戸芸術論」
...余は旧劇と称する江戸演劇のために永く過去の伝統を負へる俳優に向つて宜(よろ)しく観世(かんぜ)金春(こんぱる)諸流の能役者の如き厳然たる態度を取り...
永井荷風 「江戸芸術論」
...これらの連中の長夜の談義は、はしなくその芸術のことに燃えて、諸国、諸流、諸大家、諸末流の批評、検討、偶語、漫言雑出、やがて江戸の講武所の道場のことに帰一合流したような形になって、自然、男谷(おたに)の剣術のことに及ばんとした時でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが諸流に夥しく堆積してゐる...
野上豊一郎 「演出」
...蜂屋流以外の諸流派は殆んど廃絶してしまって...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...重要な文学の諸流派が起つたことは事実であるが...
平林初之輔 「文学方法論」
...諸流の調和を図りまた家元なるものの特権を揮(ふる)ふて後進年少が進んで行かうといふ道を杜絶(とぜつ)することのないやうにしてもらはねばならぬ...
正岡子規 「病牀六尺」
...従来ほとんど夢想だもされなかった諸流の提携が即座にまとまって...
山本笑月 「明治世相百話」
...承応の時代に最も行われている剣法の諸流は上泉(かみいずみ)の真蔭(しんかげ)...
吉川英治 「剣難女難」
...諸流派の秘訣を窺(うかが)って見ることに心懸けているので...
吉川英治 「剣難女難」
...他の諸流の誰よりも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...諸流百派、剣は皆一道と心得ますが」「が、柳生流の極意は、無刀だということを、そちももう悟(さと)っておろうが...
吉川英治 「柳生月影抄」
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