...諸徳を持つ人は人から尊敬される...
...彼は諸徳を持っていると評判だ...
...諸徳を身につけるためには努力が必要だ...
...彼女は諸徳を重んじる考え方を持っている...
...諸徳を忘れずに生きることが大切だ...
...血文字にて私生児てふ恐るべき言葉を彫(きざ)まないであらうか? 若し結婚がその宣言するあらゆる諸徳を含んでゐるなら...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...うるわしい諸徳がその元木のうえに咲きほこるべきあの人間的感情を心からむしりすて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...過度をもいとわぬ諸徳...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...そして読者よ――わたしは告白せざるをえない――わたしの蒔いた種はほんとうにこういう諸徳の種であったとしても虫喰いであり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...しかも大部分は空中にばらまかれてただよっているだけの右にあげた諸徳のいくつかがその人のうちに根をおろし成長したのをかならず認められるようならば...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...寧(むし)ろ女性にはあらずもがなの諸徳を...
中里介山 「大菩薩峠」
...植諸徳本の願となづく...
三木清 「親鸞」
...その自然児が一面に於て熱烈な文明の思慕者であり、秩序ある諸徳、中にも貴族的品格と正しい礼節とを憧憬し、之に己れを則らんとする無邪と、謹慎と、謙譲とは、人をして如何なる時も彼を愛せしめ、微笑せしめずにはおかぬ...
室生犀星 「愛の詩集」
...この徳が他の諸徳と異なることについて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...諸徳の第一に推していること...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...諸徳のうち最も彼らに親しみのあるこの徳を尊び...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(a)ほかの諸徳は現代においてほとんど...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人が神々に、怒ったり・恐れたり・逃げたり・互いに嫉妬したり・愁嘆したり・恋愛したりさせるのは、人間界の諸徳をもって彼らをいやが上にも貴くするためで、これらの諸徳は、以上の諸欠点があればこそ我々の間に養われるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これらの美こそは多量より起る諸徳ではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...これらの諸徳は凡(すべ)て伝統的な工藝品に見られる特色といってよいでありましょう...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??