...諸処を経めぐった事がござる...
芥川龍之介 「じゅりあの・吉助」
...生れてから今迄に、諸処方々で、随分いろんな月を見た...
石川欣一 「可愛い山」
...諸処(しょしょ)で有名な学者たちに面接したり...
石原純 「マイケル・ファラデイ」
...諸処から取集めた百有余円を...
泉鏡花 「婦系図」
...同書店版の私の著書一切及び諸処に預けてあった紙型の大部分が焼けました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...上野の落ちた後は諸処方々を流浪(るろう)して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...その他諸処に新設される...
永井荷風 「日和下駄」
...八重諸処への礼歩きもすまして今は家(いえ)にのみあり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...諸処の池に於て「蓮」を見ましょう...
牧野富太郎 「植物記」
...それから後ち該樹が漸次に諸国に拡まり今は諸処にこれを目撃する様になっている...
牧野富太郎 「植物記」
...今日我邦諸処に植てあるいわゆるゴシュユは...
牧野富太郎 「植物記」
...現に同地では諸処にこれを見...
牧野富太郎 「植物記」
...諸処に野生しているから...
牧野富太郎 「植物知識」
...私は諸処の講演に臨む時は機会ある毎に...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...諸処を食い散らされたものと見える...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...黙って法廷用語を諸処に用いているが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...諸処の合戦で死んだ者も...
吉川英治 「新書太閤記」
...途中の諸処に構築中の木戸防寨(ぼうさい)などを撃砕(げきさい)してゆくものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
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