...この場合特に比較に持ち来されるものはドガの諸作である...
阿部次郎 「帰来」
...私はお貞さんの諸作のなかでも此「娘」を一番愛讀し感心した一人であつた...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...貴殿ノ諸作ニ対スル御自身ノ感懐ヲモ御モラシ被下度伏シテ願上候...
太宰治 「虚構の春」
...諸作家の書簡集を読み...
太宰治 「もの思う葦」
...比較的豊穣(ほうじょう)な諸作の収穫と...
徳永直 「あまり者」
...理論的な諸作用の連関の場合と...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...ドストエフスキーの諸作もそうであるし...
豊島与志雄 「長篇小説私見」
...然し上述の諸作品に対して...
豊島与志雄 「文学以前」
...ウェルズの諸作だとか...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...シェンキヰッチの「神々の死」等の諸作...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...H・G・ウェルズの諸作品に依って代表されるもの...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...『註文帳』の如き諸作はこの叙事詩的の一面を捉え来って描写の功を成したのである...
永井荷風 「里の今昔」
...事物の真の性質と諸作用についての論考に立ち入らない限り...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...私の諸作品を跡づけてきた曲線は極めてジグザグな筈だ...
堀辰雄 「小説のことなど」
...内容の諸作品も諸論文もたんねんに書かれたものが多いので感心しています...
三好十郎 「恐怖の季節」
...東海道中の諸作は具(つぶさ)に集に載せてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...もとよりこの事は右の諸作に限った特徴ではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...右の諸作は西方のものに比して明らかに芸術上の純粋化を示している...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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