...続いて発表された他の諸作には余り感服しなかった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...フィアリングの「大時計」イギリス新本格派の諸作〔1イネス 2ブレイク 3ポストゲイト 4アリンガム 5マーシュ 6邦訳の望ましき諸作 7カー〕英米探偵小説評論界の現状英米短篇ベスト集と「奇妙な味」探偵作家としてのエドガー・ポー〔1推理三昧 2原型の確立 3トリックの創造〕附...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ピサロー影響からセザンヌの感化を受けたものへの過渡期の諸作はすべてこれを省いてあつた...
小穴隆一 「二つの繪」
...又一方には興福寺の十大弟子や八部衆のような近親感の強い純写生に基く諸作もあり...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...その高次の彫刻性の一つの彫刻的あらわれとして殆と完璧(かんぺき)に近いミケランジェロの諸作を仔細(しさい)に点検することはわれわれの造型的意識に力と滋味とを与える...
高村光太郎 「ミケランジェロの彫刻写真に題す」
...この前に挙げた三篇に比して塚越君の諸作の方が余程主観から脱却したやうなところがあつた...
田山録弥 「自他の融合」
...比較的豊穣(ほうじょう)な諸作の収穫と...
徳永直 「あまり者」
...意志活動の無限な諸作用の内に...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...然し上述の諸作品に対して...
豊島与志雄 「文学以前」
...事物の真の性質と諸作用の説明に努めていない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...私の意図は決して事物の性質の理解や事物の諸作用の神秘的な諸原因の解明にはなかったことを告白することによって答える...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...「芋粥」「或日の大石内藏助」「地獄變」「奉教人の死」「南京の基督」「藪の中」等の諸作品を經て「六の宮の姫君」(僕はこの作品を彼の前期の藝術の最も完成されたものであると信じる...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...それらの諸作が何處かモオリアックのものと似てゐるせゐか...
堀辰雄 「「神々のへど」」
...中河与一氏の諸作に於けるが如く...
横光利一 「新感覚論」
...晩年に詠まれたる述懐の諸作を覗けば...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...三月堂の諸作や聖林寺観音などを一群として...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...あるいは大安寺の木彫諸作を...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...右の諸作と全然様式を同じゅうするものは存しない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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