...その希望を會員の諸君にも會員外の諸君にも一寸申し上げてみたいと思ふ...
會津八一 「音樂に就いて」
...得々と諸君の前に僕の発見を誇らうとする人の声に外ならぬかも知れない...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...雷鳴と諸共に爆破して...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...シナ諸方の実況を目撃せるによる...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...然るに諸君、我が国の前途は甚(はなは)だ遠し...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...――西インド諸島中の最南の島...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...天然の植物の多様性と相対して日本の農作物の多様性もまた少なくも自分の目で見た西欧諸国などとは比較にならないような気がするのである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...元来ジャーナリズムの唯一の動力でさえあった出版資本の諸天才によって...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...統一的で包括的な科学的諸範疇・哲学的諸範疇の組織は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
......
中谷宇吉郎 「雪」
...歐洲諸國中の先進にして...
原勝郎 「貢院の春」
...その他諸々のために我々に火は要るね...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...黒人諸民族が真に欠いているものは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これらの諸観察を一緒に纏めてみると...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...狗子(いぬ)は吠えて諸大士を請じたから世々音声美わしく今は美音長者と生まれおり...
南方熊楠 「十二支考」
...又諸国の志士に交つて勤王論を鼓吹した...
與謝野寛 「蓬生」
...けれど次にはやがて大きな失望と戸惑いが諸陣の兵の顔を吹いた...
吉川英治 「私本太平記」
...「でも、あまりに諸賢が、愚かしき噂を信じているから、その幼稚なのに愍笑(びんしょう)をもらしたのだ」「では、範宴は一体、なにを大願として、そんな必死の行(ぎょう)に籠っているのか」「知れているじゃないか...
吉川英治 「親鸞」
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