...小さい時には芝居そのほかの諸興行物に出入りすることはほとんどなかったと言っていいくらいで...
有島武郎 「私の父と母」
...そこには最も意味深い諸句が見出される...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...我々は(諸原因の)能力と効果の観念に至る...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...他の諸版の“forty-one degrees”に当る記号が“twenty-one degrees”になっているからである...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...この樹も今日本に渡って来てこれまた諸処に見られ...
牧野富太郎 「植物記」
...彼女は老いた社会のひからびた陰唇を押しひろげて、「諸君は、キスしようと思った時、キスしたのだ...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...西の方の諸国は自然外国の学問に接触しやすいとはいえ...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...其の諸尊に關する傳説亦委陀やブラナに限らず...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...大沙漠の竜巻と旋風のなかに灰色のシルウエットをつくる官衙と議事堂の諸建物...
百田宗治 「騒擾の上に」
...現に南方の諸地域は多くかれらの植民地となっている...
山本周五郎 「新潮記」
...又諸国の志士に交つて勤王論を鼓吹した...
與謝野寛 「蓬生」
...きっと荊州は呉へ還します」「おお……そうしてくれるか」諸葛瑾(しょかつきん)は...
吉川英治 「三国志」
...洛中諸所に軍兵を布き...
吉川英治 「私本太平記」
...官軍中の諸将へ密々後日の恩賞を約束させ...
吉川英治 「私本太平記」
...諸士を見まわした...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸侯に剣道を授ける時には...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...諸事つつがなく」「つつがなく運んだか」「まずは」「やれ……」と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...諸所の口入れ所を歩き廻った末...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索