...さればこそ彼は四郎兼平の諫をも用ひず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...領土を擲つて君を苦諫す...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...諫め申さざる文章博士不覚なる次第也...
太宰治 「右大臣実朝」
...別れてゐた女房の末期の諫(いさ)めに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これは春秋の時呉王が人民と雑(まざ)って飲もうとするを伍子胥(ごししょ)が諫(いさ)めて...
南方熊楠 「十二支考」
...果して男を生んだら殺したまえと諫め...
南方熊楠 「十二支考」
...伯夷(はくい)・叔齊(しゆくせい)(二八)馬(うま)を叩(ひか)へて諫(いさ)めて曰(いは)く...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...其(そ)の諫説(かんぜい)して君(きみ)の顏(かほ)を犯(をか)すに至(いた)つては...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...玄徳は彼に諫(いさ)めた...
吉川英治 「三国志」
...地だんだ踏んで口惜しがる張飛を諫(いさ)めて...
吉川英治 「三国志」
...口を揃えて諫めるのである...
吉川英治 「三国志」
...自らお出であるなどとは」黄権がまた諫(いさ)めた...
吉川英治 「三国志」
...「わが君、お待ち下さい」そして、諫言の文を、哭(な)くが如く、訴うるが如く、また怒るが如く読みだした...
吉川英治 「三国志」
...「父上にも似気ないことを」息子の司馬師は父に諫(いさ)めた...
吉川英治 「三国志」
...御諫止(ごかんし)いたすしかございません...
吉川英治 「新書太閤記」
...御短慮なりとお諫(いさ)め申す次第ではありませぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...黄昏(たそがれ)ごろから忍び忍びに陣地を脱して逃げ散っておりまする」老臣の比田帯刀則家(ひだたてわきのりいえ)の忠諫(ちゅうかん)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...なぜ諫言(かんげん)しなかったか...
吉川英治 「茶漬三略」
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