...苦悩と切諫と愛着の楽音が...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...できるなら、大殿の前で、舌を抜かれるまで、その御処置――わしへの処置ではないぞ、斉彬公への処置じゃ、その、処置方を諫めて、そして、死にたい」隆左衛門は、少し、顔を赤くしながら、膝の上へ、手をつき、肱を張って「そうでないか」「御尤もと心得ます」と、一人が、俯向いている一座の人々の中から、顔を上げていった...
直木三十五 「南国太平記」
...諷諫(ふうかん)の二つの法あり...
新渡戸稲造 「自警録」
...「伜玄蕃はそれを諫(いさ)め...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その諫めに従うと従わざるとは淫夫の心次第にて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...掌璽大臣ヴォアザン(Voisin)は言葉を尽して諫争(かんそう)したが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...彼は色を正して諫(いさ)むるやう...
森鴎外 「舞姫」
...足利将軍義政の時代に諫言(かんげん)を上(たてまつ)って領地を失った熊谷某は近江の熊谷である...
柳田國男 「名字の話」
...城中へ行って、劉氏に会い、しかと談じなければならん」郭図(かくと)は、急に諫めて、彼の剣の鞘(さや)をつかんだ...
吉川英治 「三国志」
...彼をなぐさめた諫議(かんぎ)大夫の賈逵(かき)は...
吉川英治 「三国志」
...極力お諫(いさ)め申しあげてくれ」「もしその間に...
吉川英治 「三国志」
...杜瓊(とけい)は諫議(かんぎ)大夫に...
吉川英治 「三国志」
...諫(いさ)めつづけている...
吉川英治 「三国志」
...「父上にも似気ないことを」息子の司馬師は父に諫(いさ)めた...
吉川英治 「三国志」
...先帝に御諫言をして行ったのとはわけがちがう...
吉川英治 「私本太平記」
...ただ今登城――君公に直諫のことこれあるなり...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長に諫言(かんげん)でもこころみたいか」「諫言と申しては...
吉川英治 「新書太閤記」
...今由と求とは(諫むべくして諫めず)...
和辻哲郎 「孔子」
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