...完(まった)くこの忠諫(ちゅうかん)を進める所から来た渾名(あだな)である...
芥川龍之介 「忠義」
...連れは相手を諫めて...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...どこに不忠の嫌疑を冒(おか)しても陛下を諫(いさ)め奉り陛下をして敵を愛し不孝の者を宥(ゆる)し玉う仁君となし奉らねば已(や)まぬ忠臣があるか...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...元和(げんな)以来の古式に則って大伝馬町の諫鼓鶏の山車が第一番にゆく...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...掌璽大臣ヴォアザン(Voisin)は言葉を尽して諫争(かんそう)したが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...諫(いさ)めるのを振り切って...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...憂え諫むる人をして表を匱に納(い)れしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...彼は色を正して諫(いさ)むるやう...
森鴎外 「舞姫」
...陳登は、諫(いさ)めた...
吉川英治 「三国志」
...城中へ行って、劉氏に会い、しかと談じなければならん」郭図(かくと)は、急に諫めて、彼の剣の鞘(さや)をつかんだ...
吉川英治 「三国志」
...諫めてもらいたい」次に彼は...
吉川英治 「三国志」
...あまり強く諫(いさ)めたため...
吉川英治 「三国志」
...先帝に御諫言をして行ったのとはわけがちがう...
吉川英治 「私本太平記」
...幾人の口から信長は同じ諫言を聞かされたかしれなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...切に諫(いさ)めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...諫議(かんぎ)はいうのか」「暴(ぼう)を伐(う)つに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お諫(いさ)めしておきたいのは...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...もちろん周囲からはそれを諫止したが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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