...その手紙がイツデモ国際問題に関する侃々諤々(かんかんがくがく)の大議論で...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...北京の人の諤々(がくがく)たる時事解説を神妙らしく拝聴しながら...
太宰治 「佳日」
...なんとなればかの諸君子は平生は諤々(がくがく)として単純なる自由民権の主義を論弁するにかかわらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...侃々諤々の論未終らざるに余遽(にわか)に問うて曰く貴兄の羽織には紋あり見る処抱茗荷(だきみょうが)に似たり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...諤々(がくがく)たる議(とうぎ)...
穂積陳重 「法窓夜話」
...母にはなかなか諤々(がくがく)なところがあっていくつ位の時だったか...
宮本百合子 「親子一体の教育法」
...侃々諤々(かんかんがくがく)も...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索