...裁判官が論決を下した...
...彼は論決を不服として上告した...
...議論の末、最終的な論決が出た...
...論決に納得できない人もいる...
...彼女は論決を聞いて喜んでいた...
...両面以上を具へてゐることも勿論決して稀ではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...直に私部の家に迫つて五人に對する身替りを強請すること途中迎撃に逢はゞ勿論決戰をなすこと私部が家には自分が自ら使者となるに就き...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...だが意識の問題は無論決してデカルトなどから始まったのではない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...そういう可能性はそして無論決してそのものとして誤りではあり得ない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...無論決して無意味な事実ではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...実際生活を地盤とするものは無論決して哲学だけではない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...近代日本の科学論の歴史は勿論決して新しくはない...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...無論決して例の批判主義の主張を指しているのではない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...無論決して任意的なものではなくて...
戸坂潤 「辞典」
...無論決して夫で充分だとは云えないにしても大学や他の研究所に較べたら研究は極めて自由だと見ていい...
戸坂潤 「社会時評」
...勿論決して偶然でもなければ突然なのでもない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...併しそれは無論決して反動的な意図からなどではないのである...
戸坂潤 「読書法」
...そしてこの中性式教科書好みは無論決して自然科学だけではなくて...
戸坂潤 「読書法」
...こうしたものを一つ一つ部分々々に批判して行くことは無論決して不可能ではない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...文学は勿論決して科学ではない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...勿論決死の努力をこめての熱演である...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...勿論決定的には云われないのでしょうが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...是れ吾人が此に至りて論決せざるべからざる問題なりとす(一)世間或は第十九世紀の董仲舒(トウチユウジヨ)を学んで法律...
山路愛山 「英雄論」
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