「論敵」の意味
議論の相手となる敵対者
「論敵」の例文(場面別)
- 学術討論彼は常に論敵を論破するために徹底的な準備を行う。
- 政治討論番組番組内で論敵と激しい意見交換が行われた。
- ビジネス交渉取引先を論敵と見なさず、Win-Winの関係を築くべきだ。
- ネット論争SNSで論敵を罵倒するのは生産的ではない。
小説での「論敵」の使い方
...彼とは常に論敵だが、話し合いをすることで互いの考えを尊重できる...
...あの人との議論は激しいけれど、私にとっての論敵だ...
...論敵として知られているあの人は、実は良き sparring partner でもある...
...彼女は論敵を圧倒するほどの論理的思考の持ち主だ...
...トルストイ翁が如何に酷烈にその論敵を取り扱ふ人であるかの事實さへも曲庇(きよくひ)して省りみなかつたのである...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...寧ろ自分その物を今のまま論敵の前へほうり出した方が手速い證明だと考へる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...かりそめにも目前の論敵に頭をさげるとは...
太宰治 「乞食学生」
...その論敵の氏と育ちと学問と素行と病気と失敗とを赤裸々に洗わせ...
太宰治 「もの思う葦」
...論戦中によく「つまり?」という問を連発して論敵をなやましたものだ...
太宰治 「もの思う葦」
...その実在論的傾向にも拘らずカントを通して或る意味のマッハ主義者に止まっているプランク――但しマッハは彼の有名な論敵ではあるが――は...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...論敵の主張の肯定の内にその否定を見出すという...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...岡氏の終始変らぬ論敵は神近市子氏である...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...「なかんずくこのかた、論敵たる僧侶の、次のような根本的かつ本質的なる命題を弁駁しておられる点に御注意なされませ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...以て能く議場の群囂を制するに足るの力なきに非ず特に其論敵に對するや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...これが唯一の議論敵で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...よく論じよく怒りよく笑いなかんずく論敵を完膚(かんぷ)なきまでに説破することを最も得意としていた...
中島敦 「李陵」
...彼は余の憎むべき論敵である...
牧野信一 「「風博士」」
...勿論敵は取り逃したのは云ふまでもなく...
牧野信一 「創作生活にて」
...この変更は論敵ゴドウィン自身の示唆によるものと想像されるが1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その論敵に対してこのことを立派に証拠だてた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...而して予は最も無邪気にして最も信認すべき論敵を失し也...
山路愛山 「北村透谷君」
...論敵を捲くしたてて...
吉川英治 「新書太閤記」
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