...若しこの一点を論ずるとすれば...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...ここにはかような野蛮国や半開人種の神について論ずることをはぶいて...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...男女老少を論ずることなく...
高神覚昇 「般若心経講義」
...しかしてこの冊子の論ずるところただ概略に過ぎず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その頃には今日のように街路の角(かど)に巡査がいはしなかった(今はそれを論ずる時でないのは仕合わせである)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...單に六家の長短を論ずるのが主で...
内藤湖南 「支那目録學」
...道徳を論ずるものは文芸を談ずるを屑(いさぎよ)しとせず...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...後に詳しく論ずる如く...
波多野精一 「時と永遠」
...飲酒不養生も論ずるに余地なく...
福沢諭吉 「教育の事」
...世の政談家にして之を論ずる者甚だ稀なり...
福沢諭吉 「帝室論」
...この興味ある問題を論ずるに当って...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一概に論ずるに足らずと斥けては学問にならぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...わが詩を論ずるや...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...それらを一定の立場から論ずるのと同様に結構なことである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...秩序を立て列べて論ずる也...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...形の大小は論ずるに足らない...
吉川英治 「新書太閤記」
...後に論ずるごとく...
和辻哲郎 「孔子」
...なおまた「『春曙抄』を流布本と称するがごとき簡単な頭脳」をもって『枕草子』の形態を論ずるのは学問的でないと言われているが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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