...清閑の所産たる随筆を論ずるにも...
芥川龍之介 「野人生計事」
...宗教を論ずるもの...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...五以上の如くに論ずると...
丘浅次郎 「固形の論理」
...このような果てしのないことを論ずるのは全くむだなようにも思われるが...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...論ずる者なきを私はかなしく思っている...
太宰治 「もの思う葦」
...同じ題目でもう少し精しく論ずることが出來るだろうと思つて居ります...
朝永三十郎 「學究漫録」
...大體に於て眞理を外づれざる鐵案たるは論ずるまでもなし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...お召(めし)の縞柄(しまがら)を論ずるには委(くわ)しいけれど...
永井荷風 「妾宅」
...其の後の作品については又改めて論ずる機会があるであらう...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...距離を論ずるのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...新短歌に就いて論ずることは...
中原中也 「新短歌に就いて」
...大和民族の優勢を論ずるものは逆上(のぼ)せぬよう...
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」
...就(つい)ては今の世に多妻の悪弊を除(のぞい)て文明風にするなんと論ずるは野暮(やぼ)だと云うような説があるけれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...論ずるつもりなのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...さてジンメルは『現代文化の葛藤』に就いて論ずるに際し...
三木清 「歴史哲學」
...いかに優れているかは論ずるまでもない...
柳宗悦 「工藝の道」
...加宮や菅は論ずるに足らないとして...
横光利一 「書翰」
...しかしこの言葉が通常使用されている通俗の意味におけるそれを論ずることがより多い...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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