...徒(いたずら)に多く論ずるよりも...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...存じたりと論ずるも...
高木敏雄 「比較神話学」
...そのことは俳句の一大事であってぜひ詳論せねばならぬことですからこれも一項を設けて論ずることとして...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...素より文字を以て論ずるものに非ず...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...度外しては論ずることができないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...善悪の標準をもって論ずる限りではない...
新渡戸稲造 「自警録」
...幽明(ゆうめい)の区別を論ずる者が...
新渡戸稲造 「自警録」
...後にも論ずる如く...
波多野精一 「時と永遠」
...感情や美的感覚を論ずるに至るときの考察を述べよう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...天下の事を論ずるもまた学問なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...今ここには正味の働きを計り込む人のために少しく論ずるところあらんとす...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...一場の講義によりて徳育を進めんとするの効力なき事は今更に論ずるに及ばず...
正岡子規 「病牀譫語」
...その上私は『輸出奨励金』を論ずる章で若干の変更を試み...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...更に谷本君の文中に見ぬ事のみを論ずるとして再度材料蒐集より掛かったに因る...
南方熊楠 「十二支考」
...法律をその根源にさかのぼって論ずることは危険である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...工藝を論ずることは徒労ではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...故に横に之を説くも竪(たて)に之を論ずるも...
山路愛山 「明治文学史」
...吾々は労賃を論ずる際に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??