...然し此処ではそれ以上の事は論ずる必要がない...
石川啄木 「弓町より」
...またその将来の成行き如何というようなことについてはなお本論に至って論ずる心意であるが...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...これが我輩の此処(ここ)に反覆三たび東方の平和を論ずるゆえんである...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...およそ人間に関することを論ずるにはまず人間を知ることが必要であるゆえ...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...このような果てしのないことを論ずるのは全くむだなようにも思われるが...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...俳句趣味の普及をはかる点より論ずるも幾分か大兄などは皷吹奨励の責任ありと存候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...この三つのフレースに分解して論ずることができる...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...死生命(めい)あり論ずるに足らずといった心境だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...諸学の基礎を論ずる「知識学」こそ真の哲学でなければならない...
戸坂潤 「辞典」
...しかしながら佛教の目録を論ずるといふことは...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...こはあたかも土佐(とさ)狩野(かのう)の古画と西洋油画とを区別して論ずるに均(ひと)し...
永井荷風 「江戸芸術論」
...京都を藝術の都市として鑑賞しやうとする時吾等は現代の佛教徒が信仰學識の如何を論ずる必要がない...
永井荷風 「十年振」
...これ既にゴンスやミジヨンの如き日本美術の研究者また旅行者の論ずるが如く...
永井荷風 「日和下駄」
...金額の多少を論ずるわけではないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...三句の歌詠むべからずなどいふは守株(しゆしゆ)の〈論〉にて論ずるに足らず候へども三句切の歌は尻輕くなるの弊有之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...わたくしは此に蘭軒が鮑本香散(かうじゆさん)の条(くだり)を論ずる一節を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いや特に徳や義務について論ずる著作をよむ場合には...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...其訓誡を論ずるの外...
山路愛山 「英雄論」
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