...徒(いたずら)に多く論ずるよりも...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...〔物にはセンターがなくてはならぬ〕冒頭に私がかく論ずるのは何のためであるか...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...これが我輩の此処(ここ)に反覆三たび東方の平和を論ずるゆえんである...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...そのもっとも簡単なる場合について論ずると...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...ここにはかような野蛮国や半開人種の神について論ずることをはぶいて...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...かの標準説話に属するものなりと論ずるに於て...
高木敏雄 「比較神話学」
...全體の趣意について論ずるのではなく...
内藤湖南 「支那目録學」
...やはり凡(すべ)ての日本的固有の文明を創造した蟄居(ちっきょ)の「江戸人(えどじん)」である事は今更茲(ここ)に論ずるまでもない...
永井荷風 「妾宅」
...其の後の作品については又改めて論ずる機会があるであらう...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...幽明(ゆうめい)の区別を論ずる者が...
新渡戸稲造 「自警録」
...ことを論ずるにあたり...
新渡戸稲造 「自警録」
...今日僕の論ずるデモクラシーは決して今日に始った事ではない...
新渡戸稲造 「平民道」
...歐米諸國に在りて所謂舊套時代に屬する十八世紀は論ずるを須ゐず...
原勝郎 「貢院の春」
...みだりにその是非を論ずるの弊あり...
福沢諭吉 「学校の説」
...叔母や本田は論ずるに足らんが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...道徳や人生を論ずる学問だけをのぞいて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ある男は一人を相手によく論ずるけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「それらはみな碌々(ろくろく)たる小人のみで論ずるにも足らん...
吉川英治 「三国志」
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