...およそ進化の理を以て論ずるも...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...弱い者は死なせてしまうがよろしいと簡単に論ずることはできぬ...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...自然淘汰説を基として人種全体の衛生を論ずる人もこのことを説いているようであるが...
丘浅次郎 「進化論と衛生」
...論ずる人は立派な作家であるべきである...
高浜虚子 「俳句への道」
...英国人が常識的健全なのは紅茶ばかりのんでそうして原始的なるビフステキを食うせいだと論ずる人もあるが...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...彼の優越は論ずるまでもなく分りきったことで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ヱミル・マンユは都市に対する水の美を論ずる一章に於て...
永井荷風 「水 附渡船」
...度外しては論ずることができないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...艮斎(ごんさい)の論ずるまでもないことである...
蜷川新 「天皇」
...「侵すべからず」を原則と論ずる...
蜷川新 「天皇」
...折々は相会(あいかい)して之を語り之を論ずるこそ面白けれ...
福澤諭吉 「人生の楽事」
...就(つい)ては今の世に多妻の悪弊を除(のぞい)て文明風にするなんと論ずるは野暮(やぼ)だと云うような説があるけれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...此養育法も精しく論ずる時は種々箇條有りて一朝一夕の論に非ず...
福澤諭吉 「養生の心得」
...とひとは論ずるかも知れない...
三木清 「歴史哲學」
...くりかえして論ずるのはもう結構だ...
宮本百合子 「現代の主題」
...風を論ずるは船頭...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...夫(か)の蓮如の「御文章」は彼れが理想の文学なりと聞きつれども彼れの文は単に文のみとして論ずるも蓮如に勝ること数等也と云ふべし...
山路愛山 「明治文学史」
...それはまた真実の価格騰貴を惹起すことはないであろうと論ずるのは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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