...どうか御諒恕を願ひます...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...天下の為(た)めに一身を犠牲(ぎせい)にしたるその苦衷(くちゅう)苦節(くせつ)を諒(りょう)して...
石河幹明 「瘠我慢の説」
......
違星北斗 「北斗帖」
...さればとて吾人は今日その諒解せられざるを言いて...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...ロシアと清国の諒解を求める必要があるんだ...
林不忘 「安重根」
...閣下幸に之れを諒せよ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...よく自分を諒解していてくれる...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏に諒解があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...訳なく諒解されるはずのことである...
中谷宇吉郎 「雪」
...今日から街は諒闇である...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...いずれ貴様も諒解することと思うが...
久生十蘭 「湖畔」
...だが、深く進めば進むほどいよいよ学課は煩瑣になるばかりだつたし、ちやうど、父の訃報にも接したりしたので、それからあと二年のあひだ在学してから、母の諒解を得て、P××歩兵聯隊へ入隊した...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...蓋し当年の私の一寒境涯を知つてゐる人たちは私のこの言の嘘許りでないことを容易に諒解して呉れるであらう...
正岡容 「滝野川貧寒」
...知事はその意を諒とし...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...その方が御諒解になりやすいでしょうから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...意を諒(りょう)したようなまねをしているのであった...
山本周五郎 「思い違い物語」
...悪(あし)からず諒恕(りょうじょ)して頂きたい...
夢野久作 「名君忠之」
...崔諒が安心して連れて入った百余名の旧部下も...
吉川英治 「三国志」
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