例文・使い方一覧でみる「請地」の意味

...向島の請地（うけじ）にまだ壁も乾かない新建ちの棟割（むねわり）を見つけて契約し... 向島の請地にまだ壁も乾かない新建ちの棟割を見つけて契約しの読み方
徳田秋声「縮図」

...早急の場合仮に越して来た請地（うけじ）では店も張れず... 早急の場合仮に越して来た請地では店も張れずの読み方
徳田秋声「縮図」

...桂庵が請地の家（うち）を訪れ... 桂庵が請地の家を訪れの読み方
徳田秋声「縮図」

...請地（うけじ）ではもう早起きの父が起きている時分だなぞと考えてみたりした... 請地ではもう早起きの父が起きている時分だなぞと考えてみたりしたの読み方
徳田秋声「縮図」

...」「それはこの中請地村（じゅううけじむら）の長兵衛（ちょうべえ）という松師（まつし）に頼まれて... 」「それはこの中請地村の長兵衛という松師に頼まれての読み方
永井荷風「散柳窓夕栄」

...今は請地（うけじ）へ越したよ... 今は請地へ越したよの読み方
永井荷風「※［＃「さんずい＋（壥−土へん−厂）」、第3水準1-87-25］東綺譚」

...両国の請地（うけち）へ見世物に出すなら後見（こうけん）ぐらいはいたします」「まあ... 両国の請地へ見世物に出すなら後見ぐらいはいたします」「まあの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...今度向島請地の笑楽軒というのへ住み込んだ... 今度向島請地の笑楽軒というのへ住み込んだの読み方
細井和喜蔵「女給」

...円通寺というその古い寺のある請地町（うけじまち）は... 円通寺というその古い寺のある請地町はの読み方
堀辰雄「花を持てる女」

...……もうすこしゆくと請地の踏切に出るのだが... ……もうすこしゆくと請地の踏切に出るのだがの読み方
堀辰雄「花を持てる女」

...代々請地（うけじ）に住んでいて... 代々請地に住んでいての読み方
堀辰雄「花を持てる女」

...請地にある上条氏の墓のかたわらに... 請地にある上条氏の墓のかたわらにの読み方
堀辰雄「花を持てる女」

...ひとりで請地の円通寺を訪れた... ひとりで請地の円通寺を訪れたの読み方
堀辰雄「花を持てる女」

...そこが請地の踏切である... そこが請地の踏切であるの読み方
堀辰雄「花を持てる女」

...……いかにも場末らしく薄汚い請地駅で... ……いかにも場末らしく薄汚い請地駅での読み方
堀辰雄「花を持てる女」

...菊は大菊ばかりで本所請地が本場... 菊は大菊ばかりで本所請地が本場の読み方
山本笑月「明治世相百話」

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