...長はもはやこれ以上談合することの無益をさとって口をつぐんだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それでも時々は眞面目に夫婦で談合することもある...
高濱虚子 「俳諧師」
...九月例会について談合する...
種田山頭火 「一草庵日記」
...客を連れて来て深夜まで飲食し談合することもあるらしかった...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...何を談合するのか? と...
直木三十五 「南国太平記」
...自分の臍(へそ)と談合するやうな恰好で籠つて居りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お新のことをさへ打あけて談合するやうに成りける...
樋口一葉 「花ごもり」
...甚五郎が蜂谷に「約束の事はあとで談合するぞ」と言うのを聞いた...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...折をみて談合するとしよう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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