例文・使い方一覧でみる「談」の意味
スポンサーリンク...親類中へ相談なり... 
芥川龍之介 「忠義」
...小さな家事上の相談を持って来たり...
有島武郎 「小さき者へ」
...門人たちは相談の末に楳嶺門四天王の塾へそれぞれ岐れることになったのである...
上村松園 「三人の師」
...いろんな冒険談を読んだけどね...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...冗談半分の駁撃（ばくげき）を試みやうと思つて居たが...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...談笑俄に興を添ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...綺麗なところなんてあるものですか」「御冗談でしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...下手な講釈師のやる荒柳美談ではないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...もっともこれは冗談であって...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...談判はあとにして...
夏目漱石 「二百十日」
...冗談ぢやありませんよ」「それで臭いのが總仕舞か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ちょっと石田さんと用談があるから...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...その成跡（せいせき）はあたかも政談を談ぜざるの政党たるべきのみ...
福沢諭吉 「学問の独立」
...私のほうで御相談に乗せていただきようもございません」と尼君は言うのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...物の相談が好く出来...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...冗談を云いかけているらしい...
矢田津世子 「女心拾遺」
...だから最前から饒舌（しゃべ）り続けた経験談なんかは...
夢野久作 「焦点を合せる」
...たそがれ高ノ師直や仁木義勝らの一隊が、着陣の報をかねて、柏原（かしわばら）からこれへ来ていたし、また佐々木方の重臣も加わって、両家合体の約が成った祝杯とばかり、その談合に、沸きかえっていたのであった...
吉川英治 「私本太平記」
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