...日本皇帝及び日本国民の友誼あるこの心を十分に体して...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...その折に同郷の誼みといふキツカケで鯛の一尾も贈つて置けば...
高田保 「貸家を探す話」
...師弟の情誼(じょうぎ)はまことに薄いのでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...同郷同村の誼くらいで――東京人の心には殆んど響かないそんな誼くらいで...
豊島与志雄 「香奠」
...交誼(こうぎ)を絶とうと決心して立ち去った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...シモーヌ・アダンにたいする友誼(ゆうぎ)も...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...兄弟の情誼(よしみ)を考えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それにもかかわらずKのことをこんなに引きとらえているなどとは! なぜだろうか? 叔父に対する個人的な友誼(ゆうぎ)なのだろうか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...生前の交誼を謝したり...
久生十蘭 「雲の小径」
...故にこの両等は藩を同(おなじゅ)うし君を共にするの交誼(こうぎ)ありて骨肉の親情なき者なり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...友誼関係を持続しまたは敵となった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...どんな情誼(じょうぎ)を結んでいる二人であるとも知らぬ人は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかし抽斎との情誼(じょうぎ)を忘るることなく...
森鴎外 「渋江抽斎」
...浅川巧の諸兄より受けた好誼(こうぎ)を感謝する...
柳宗悦 「工藝の道」
...同業者の好誼(よしみ)というものがありますからね」「成る程...
夢野久作 「少女地獄」
...――それも言辞の上や形式だけの好誼でなく...
吉川英治 「三国志」
...あの辺りの散所を支配していた頃からの誼(よし)みでおざった」「して...
吉川英治 「私本太平記」
...おたがいに誼(よし)みを傷つけないで自重して欲しい...
吉川英治 「新・水滸伝」
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