...「ツ・ミン・イ(楮民誼)君は急用でパリに行つたので...
石川三四郎 「浪」
...二葉亭は厚誼(こうぎ)には感謝したが...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...そこで吾人と人種を同じうする支那民族をば何処(どこ)までも友誼的に救済し...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...それが段々數十年重なると君臣の情誼が出來て來て...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...そこは隣同士の誼(よし)みで...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...昔馴染(むかしなじみ)の友誼上...
中里介山 「大菩薩峠」
...昔では非常の恩誼(おんぎ)とみなした...
新渡戸稲造 「自警録」
...田舎へひっこんで鬚剃の石鹸(モダ)溶しでコオフィを飲むような実誼な暮しをし...
久生十蘭 「復活祭」
...友誼関係を持続しまたは敵となった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...年来の交誼(よしみ)を捨て...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...寛容な陛下はまた私への情誼(じょうぎ)で過去の罪はお許しくださるであろうとお願いして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...優は情誼(じょうぎ)に厚かった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...旧来の友誼などが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...高壮美真の如き理想の歌はれたる恋愛学慈悲友誼...
山路愛山 「明治文学史」
...折あれば曹操と誼(よし)みを結びたいと思っていたが...
吉川英治 「三国志」
...どうか長く一族の好誼(よしみ)をむすんで下さい」と...
吉川英治 「三国志」
...そのほか複雑な交誼(こうぎ)も入りくんでいて...
吉川英治 「新書太閤記」
...友達の誼(よし)みもない』『けれど……そうして御自慢なさる据物斬(すえものぎり)のお腕前は...
吉川英治 「夏虫行燈」
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