...友誼上いろいろと引受けてくれることとなったのだ...
大杉栄 「獄中消息」
...昔年(せきねん)の交誼(こうぎ)よりして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...シモーヌ・アダンにたいする友誼(ゆうぎ)も...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――昔の誼(よしみ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...僕は友人としての情誼に於ても...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...牧田は荒垣の実誼きわまる代理人だった...
久生十蘭 「ノア」
...永久の友誼(ゆうぎ)が続きそうでいて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...其數百千年來君臣の情誼中に生々したる由來を反顧し...
福沢諭吉 「帝室論」
...きわめて懇(ねんご)ろな言葉で予らの以前のちょっとした交誼について語ったりした...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...今日は文字通り同病の誼(よしみ)による御機嫌伺いを申します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...没すべからざる恩誼があるから...
森鴎外 「不苦心談」
...恩賞に眼がくれた欲張りか情誼(じょうぎ)にほだされた愚物か...
夢野久作 「鼻の表現」
...いぜんの好誼(よしみ)で...
吉川英治 「私本太平記」
...また情誼(じょうぎ)としても...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉との長い長い友誼(ゆうぎ)を捨て去らんか...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉への情誼(じょうぎ)上...
吉川英治 「新書太閤記」
...日ごろの誼(よしみ)を捨てがたく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おたがいに誼(よし)みを傷つけないで自重して欲しい...
吉川英治 「新・水滸伝」
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