...友人には明るく情誼を盡しはするが...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...君の友誼の証しにどれほど感謝しているか知れない! 僕はほとんどそれに価しなかった...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...情誼にも捉はれない...
田山録弥 「閑談」
...観念論の組織の上に立ち又は之と友誼関係を結んでいる諸体系にとって...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...情誼上の忠告を与へむが為に外ならざりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...何とぞ日頃の誼(よし)みにこのまゝお見逃し下されよと...
永井荷風 「榎物語」
...しかし自分の従僕(じゅうぼく)が一命を捨て自分の難を救うほうの恩誼(おんぎ)ははるかに重いと僕は思う...
新渡戸稲造 「自警録」
...「そうおっしゃらずに同町内の誼(よしみ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手の誼(よし)みだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「人々はひどく友誼(ゆうぎ)的だった...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...今まで古い情誼(じょうぎ)を忘れない親切な男になりすまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...興津の太田三男氏等の厚誼によつて...
柳宗悦 「和紙十年」
...そうお訊ね下さる友誼(ゆうぎ)に対して...
吉川英治 「新書太閤記」
...織田方に誼(よし)みを通じておるやつならなおさらのことだから」それには一人の異議もなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の友誼(ゆうぎ)にはうごかされる...
吉川英治 「新書太閤記」
...日頃の誼(よし)みをもって内蔵助利三が案内申そうほどに...
吉川英治 「新書太閤記」
...兄弟分の誼(よし)みをもってつきあうがいい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...むかしからの好誼を重んじてくれたものか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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