...しかして後また友誼(ゆうぎ)を恢復(かいふく)して...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...朋輩の誼(よしみ)で幾らか立て替へて貰へるものと思つて...
薄田泣菫 「茶話」
...君臣ではあるが情誼が通じない...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...彼らの友誼(ゆうぎ)は一つの誤解にすぎなかった……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何とぞ日頃の誼(よし)みにこのまゝお見逃し下されよと...
永井荷風 「榎物語」
...友達の誼(よし)みに他言は致さぬ故...
永井荷風 「榎物語」
...ああ、疏慵にして才薄き私の如きものが、やうやく今日この處まで、たどたどしき道のりを歩み來つた過去を顧みるにつけても、彼の友誼により、その策勵に扶けられること甚だ少くなかつたのを忘れ得ない...
三好達治 「間花集」
...あはれめでたき厚誼(かうぎ)なるものから...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...「全然情誼的な恩恵」libralittoute gracieuseによって得たというのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...賈誼...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...同時にこの上もなく友誼的(ゆうぎてき)な口調で...
夢野久作 「少女地獄」
...彼と誼(よし)みをむすんで...
吉川英治 「三国志」
...もはやそういう礼儀も情誼(じょうぎ)も交わしている余裕はないのでござるか...
吉川英治 「新書太閤記」
...また筑前どのや竹中半兵衛の情誼(じょうぎ)により...
吉川英治 「新書太閤記」
...日頃の誼(よし)みからみな袖をとらえて引きとめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...日ごろの誼(よし)みも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また君が俺にしてくれた友誼(ゆうぎ)の厚さに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼との将来の好誼(こうぎ)に自分の望みをも幾分か賭けている人々だった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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