...「ツ・ミン・イ(楮民誼)君は急用でパリに行つたので...
石川三四郎 「浪」
...併しながらすべての場合に於て精神の親和と友誼の同情とが存在する処には恋愛は過去現在未来を通じて子孫の教育...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...千五百年の友誼ある国民...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...モリエエルやラシイヌやボアロオがこの恩誼に酬いなかったならば...
辰野隆 「芸術統制是非」
...されども後に和ぎて友誼結びて別れたり」』しかく陳じて銀鋲を打てる長劔...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼は、主要な人物たる雁金八郎と山下久内とに、共に交誼があり、山下敦子や綾部初子や杉生善作とは顔見知りであり、雁金の発明実験所や山下家の茶会や其他いろいろのところに、出入する...
豊島与志雄 「「紋章」の「私」」
...賈誼新書とか云ふ者...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...十手の誼(よし)みだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「人々はひどく友誼(ゆうぎ)的だった...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...きわめて懇(ねんご)ろな言葉で予らの以前のちょっとした交誼について語ったりした...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...――彼奴ども赤夷(あかえびす)らには情誼(じょうぎ)や人の道があり得よう筈(はず)はない...
本庄陸男 「石狩川」
...連れ合って散歩する迄に友誼を進める事が出来たのであった...
松永延造 「職工と微笑」
...ああ、疏慵にして才薄き私の如きものが、やうやく今日この處まで、たどたどしき道のりを歩み來つた過去を顧みるにつけても、彼の友誼により、その策勵に扶けられること甚だ少くなかつたのを忘れ得ない...
三好達治 「間花集」
...ふと旧誼(きゅうぎ)を思い出し...
吉川英治 「三国志」
...ながく好誼(よしみ)をむすぶ引出物としようではないか...
吉川英治 「三国志」
...かならず個人同志の情誼と...
吉川英治 「三国志」
...善隣の誼(よし)みを厚うしておく必要がぜひともある...
吉川英治 「新書太閤記」
...従来の行きがかりや旧縁の誼(よし)みなど一切かえりみなく麾下(きか)に馳せ参じてござる」このことばはほとんどみな一致していた...
吉川英治 「新書太閤記」
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