...写真を眺めては手紙を読み手紙を読んでは写真を眺め...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...読み手として優れているか特色があるか...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...まず読み手があってから買い手が発生するのでもあるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...デカメロンそのままを春陽堂から出版したって読み手はないにきまっている...
夏目漱石 「創作家の態度」
...読み手の心持で判ずるよりほかに手のつけようのない場合がいくらでもあります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...読み手ははなはだ気楽なものである...
夏目漱石 「手紙」
...読み手は極(きわ)めて少ないじゃないか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...読み手がないので自分で読む...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ご悠(ゆる)りとお聞かせ下さらぬか」読み手は唇を湿した...
本庄陸男 「石狩川」
...読み手は言葉をきって一呼吸入れた...
本庄陸男 「石狩川」
...今度カルタの読み手になる時には...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...だんだん読み手を頼んでよもうと楽しんでいます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...スエコも読み手志願をしていますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それに日本語では、「読み手」、「書き手」、「聞き手」、「騎(の)り手(て)」などの如く、ほとんど凡ての動詞に「手」の字を添えて、人の働きを示しますから、手に因む文字は大変な数に上ります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それに日本語では、「読み手」、「書き手」、「聞き手」、「騎(の)り手」などの如く、ほとんど凡ての動詞に「手」の字を添えて、人の働きを示しますから、手に因(ちな)む文字は大変な数に上ります...
柳宗悦 「民藝四十年」
...わたしは読み手ですから...
吉川英治 「江戸三国志」
...読み手のおりんは面白がッて...
吉川英治 「江戸三国志」
...読み手自身に分っているのでなければできないことだ...
吉川英治 「新書太閤記」
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