...本字が多くは誤脱して...
内藤湖南 「支那目録學」
...楊守敬が三國郡縣表補正に其の誤脱なることを辯ぜり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...誤脱はないようである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...外題(げだい)は同じであるが、筆者区々(まちまち)になっていて、誤脱多く、甚(はなは)だ疑わしき巻(そかん)である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...其書誤脱不爲不多(おほからずとなさず)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...漁師の物語の後半には誤脱があるらしいが...
マクシム・ゴルキイ Maksim Gorkii 森林太郎訳 「センツアマニ」
...転写の際の誤脱を転写の進行中に気づいて彼自身の適当と思う個所へ挿入したと考えることができる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...「経は」の二項は誤脱に気づいた時ちょうど紙に余裕のある所へでも書き足しておいたものと見ることができよう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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