...其間には偶然の誤写ある可く...
高木敏雄 「比較神話学」
...改作二句・伸びて伸びきつて草の露・柿は落ちたまゝ落ちるまゝにしてをく『後記』昨日の誤写を補足して置かう...
種田山頭火 「其中日記」
...弘仁元年に三十七歳とは誤写で確か七...
南方熊楠 「十二支考」
...かの書にトンと誤写せるにあらずやと...
南方熊楠 「十二支考」
...次に岸本由豆流(きしもとゆずる)が件(くだん)の文の「何の葦影に託けて」の何は河の誤写と発明したので...
南方熊楠 「十二支考」
...仁田忠常が頼朝の眼前で仕留めた「幾年経るとも知らざる猪がふしくさかく十六付きたるが」とは誤写で...
南方熊楠 「十二支考」
...誤読か誤写か、乃至排印に当つての誤植か知らぬが、兎に角誤謬があるらしく見える...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...誤写も誤植もありやうがなくなる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六正誤表に載せてある誤には、誤植もあれば、誤写もある...
森鴎外 「不苦心談」
...誤植や誤写の外に...
森鴎外 「不苦心談」
...誤植や誤写は自分に発見し易いが...
森鴎外 「不苦心談」
...他の誤植や誤写なんぞと一しょに...
森鴎外 「不苦心談」
...このツシヤは明らかに誤写ではなく...
柳田国男 「海上の道」
...何かというと誤写誤刻の推定のもとに...
柳田国男 「木綿以前の事」
...意味の不明で誤写だろうかと思うものなどがあって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...如此(かくのごとき)の事また候へば云々(うんぬん)」(末の方は誤写があるらしい)...
柳田国男 「山の人生」
...してみれば剥解之問は訓解之問の誤写であろう...
和辻哲郎 「孔子」
...それはこの個所を斉魯二篇河間七篇の誤写と見ることである...
和辻哲郎 「孔子」
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