...そうして聖典コーランこそ完全に誤りのない典拠だということになっていたのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この先生のいったことは植物学上誤りのないことだと思っておりました...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...まず誤りのない所であろう...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...勇ましい男らしさと誤りのない精確さとがあつた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...全く誤りのない判断よりも...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...全く誤りのない者は...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...いふやうな事柄を侍臣の一人は悟空の誤りのない診断に感じて具さに話した上「どうにかならぬものでせうか...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...理性に確実で誤りのない基準を与えたけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...誤りのないものまでが...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その御趣意に誤りのないようにするためには...
山本周五郎 「さぶ」
...「それより見張りに誤りのないようにしてくれ」梓は筆を置いて...
山本周五郎 「失蝶記」
...誤りのない判断と...
山本周五郎 「夕靄の中」
...誤りのない設計の確証であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...誤りのない事なのです」「……そうか」努めて冷静であろうとしたが...
吉川英治 「源頼朝」
...誤りのない事実である...
和辻哲郎 「鎖国」
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