...非常な誤りばかりに充ちてゐるがその中もつとも大きな誤りは...
芥川龍之介 「ポーの片影」
...まず誤りのない所であろう...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...トロロギテとする傳えがあるが誤り...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...と思ったのは誤りで...
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」
...ポントアーズ街で確実にそれと認めた時すぐに逮捕しなかったのが誤りだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こいつ大物と睨(にら)んだ眼力に誤りはあるめえ」「能書(のうがき)はあとにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...実はこれは誤りである...
牧野富太郎 「植物記」
...非常に大きな誤りが生じ得ることは明かである1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかしこれは誤りである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一方の誤りは次の時代になってもそのままに押し通して...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...マルコは多少の誤りはあるとも※蛇を記載した事疑いを容れず...
南方熊楠 「十二支考」
...モンテーニュを自分の仲間ででもあるかのように誤り信ずることである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...知らず識らずこの誤りにおちております...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...経験からひき出される関係はいつも誤りが多くて不完全である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...全体ガタに潟の漢字を宛てたのが古人の誤りかと思う...
柳田國男 「地名の研究」
...栗林の不浄門を見張っておれば誤りはないと思う...
山本周五郎 「新潮記」
...それは偽のない誤りの根元のような気がされた...
横光利一 「旅愁」
...私にはその「ねんね」は「ネネ」の誤りであろうことは...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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