例文・使い方一覧でみる「誣」の意味


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...〔譯〕(し)ふ可らざる者は人情なり...   〔譯〕誣ふ可らざる者は人情なりの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...妄(みだり)に予を(し)ふるに...   妄に予を誣ふるにの読み方
芥川龍之介 「開化の殺人」

...それを云ったように(し)いるのはいつもの川島の意地悪である...   それを云ったように誣いるのはいつもの川島の意地悪であるの読み方
芥川龍之介 「少年」

...唯自分と社會とを切り離して考へてばかりゐると自分をひた...   唯自分と社會とを切り離して考へてばかりゐると自分を誣ひたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...武人的修養は多く陣中の読書から来るといふも敢て言であるまい...   武人的修養は多く陣中の読書から来るといふも敢て誣言であるまいの読み方
市島春城 「読書八境」

...能く職分を守つて吠える者は直ぐ狂犬だと(し)ひて殺して了う時勢では公の恩沢は今更のやうに渇仰するよ...   能く職分を守つて吠える者は直ぐ狂犬だと誣ひて殺して了う時勢では公の恩沢は今更のやうに渇仰するよの読み方
内田魯庵 「犬物語」

...テ兇徒ト称シテ嶽ニ投ズルニ至ル...   誣テ兇徒ト称シテ嶽ニ投ズルニ至ルの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...万物(ばんぶつ)の天理(しふ)べからざる事かくのごとしといひければ...   万物の天理誣べからざる事かくのごとしといひければの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...天子は王給諌が人を(し)いるのを怒った...   天子は王給諌が人を誣いるのを怒ったの読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」

...廷章の詞は理路整然としていて告(じょうだん)でもないようであるから...   廷章の詞は理路整然としていて誣告でもないようであるからの読み方
田中貢太郎 「竇氏」

...世を惑(まど)わし民(たみ)を(し)い...   世を惑わし民を誣いの読み方
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」

...これ彼を(し)いたるなり...   これ彼を誣いたるなりの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...併し之はとんでもない告である...   併し之はとんでもない誣告であるの読み方
戸坂潤 「『唯研ニュース』」

...ことさらに(し)いて...   ことさらに誣いての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...今口を極めて李陵を讒(ざんぶ)しているのは...   今口を極めて李陵を讒誣しているのはの読み方
中島敦 「李陵」

...否むしろ虚を実とひ...   否むしろ虚を実と誣ひの読み方
平出修 「逆徒」

...いろいろと言(ふげん)し教唆(きょうさ)した...   いろいろと誣言し教唆したの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...服は吾れあへて受けんや...   誣服は吾れあへて受けんやの読み方
吉田松陰 「留魂録」

「誣」の読みかた

「誣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「誣」

「誣」の英語の意味

「誣なんとか」といえば?  


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一般医   海洋神   立木  

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