...血性赤誠の素ある正信が...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...ハムレットへの一途(いちず)の忠誠の気持は...
太宰治 「新ハムレット」
...此段忠君赤誠の精神を表明せるもの也...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...これを誠の神信心と申すなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それは彼の熱誠のためであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...章學誠のかういふ見方はつまり言はば...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...章學誠の書教の論の中には...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...Yが丹誠の風呂に浸り...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...誠の道を、いたるところの名高い坊さん達に問ひたづね、又ひとりで石の上や小川のへりに憩(いこ)ふとき、自分の心の中に考へたづねた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...誠の親にも引合せ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ついぞ誠の嘆(なげき)にこの体を揺(ゆす)られた事は無い...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...主としてこの二人の兄弟子から丹誠の手ほどきを受けることにした...
正岡容 「小説 圓朝」
...犬は忠誠の印しだ...
南方熊楠 「十二支考」
...ほんとうの忠誠の奉仕は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...有(あ)るは唯、誠の一字、それをもって、主人を説き一族老臣も説き伏せよう...
吉川英治 「黒田如水」
...誠の武士の魂が甦(よみがえ)りますようと――この男山八幡へ...
吉川英治 「剣難女難」
...昨日までの日本史では大楠公としてきた過去の忠誠の象徴である...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...ただ誠の通塞をもつて天命の自然に委したるなり...
吉田松陰 「留魂録」
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