...これまで僕があなたに黙ってそんな事をしていたのはわるかったからお断わりをします(そういって古藤はちょっと誠実に頭を下げた...
有島武郎 「或る女」
...それを誠実といっていいのだろうか...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...誠に面白く珍らしく能くその意をも解し得たり...
高浜虚子 「子規居士と余」
...誠であり信であるものゝ最高峰である感謝の心から生れた芸術であり句でなければ本当に人を動かすことは出来ないであろ(マヽ)う...
種田山頭火 「一草庵日記」
...水が飲みたくなって誠一を呼んだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...一から十迄誠實に此「土」の中に收め盡したのである...
長塚節 「土」
...親爺(おやじ)の所謂(いわゆる)熱誠が足りないとは...
夏目漱石 「それから」
...一年(ねん)うち通(とほ)しの夫(そ)れは誠(まこと)の商賣人(しようばいにん)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...赤誠はいつでも出せる...
平出修 「瘢痕」
...それがそこから離別することが人間的誠実とは思われる習慣となり...
宮本百合子 「折たく柴」
...誠 嘘じゃないよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...劣等生だから売口は悪いけれども他日あの男が心の礼を天下に主張する時代が来たら外の優等生や先輩の不誠実家は忽(たちま)ち屏息(へいそく)するに至るだろう」妹「してみると末はなかなか有望なお方ですね」兄「ウム...
村井弦斎 「食道楽」
...宮の御誠意が案外浅いものであったとお譏(そし)りするようにも言い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...誠に気味が悪くなります位で……科学の権威とか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...同年八月歿)余(よ)(W氏)=以上二人=――その御不審は誠に御尤(ごもっと)もで御座います...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それくらいな誠意をこちらも示さねば……」「危ない...
吉川英治 「三国志」
...しかも、あなたの嘲蔑(ちょうべつ)とあの権(けん)まくにも屈せず、誠心誠意、相手を説破せんとするあの情熱は正直者です...
吉川英治 「新書太閤記」
...そういう忠誠な臣下を犠牲にしながら...
吉川英治 「新書太閤記」
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