...無邪気なる人は自己の無邪気に関して語らない...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...医者が患者の秘密を語らないようにね...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...その他の多くを語らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...四十六事実を人に語らないくらいですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...一語をも語らないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...其以前如何に早く輸入されたものかを語らない...
原勝郎 「鞦韆考」
...あるいは語らない...
久生十蘭 「だいこん」
...しかしその訴へが何であるかを歌は語らない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...それとは語らないが...
本庄陸男 「石狩川」
...それを常識として理解している人たちは沈黙して語らないし...
三好十郎 「恐怖の季節」
...霊魂の本体についても根源についても性質についても語らないで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)自分で語らない限り誰も語ってはくれないであろう人々は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...父の前で母は多くを語らない...
矢田津世子 「父」
...彼も黙ってなにも語らない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...決して人に語らない...
山本周五郎 「季節のない街」
...ほかの侍女には語らないことまで彼女には話してくれた...
吉川英治 「黒田如水」
...何も世間へ語らない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...現存の『源氏物語』が『源氏の物語』と同一のものであるか否かについて何事をも語らない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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