...男と何やら語らいながら...
モオパッサン 秋田滋訳 「初雪」
...何も閨房(けいぼう)の語らいばかりが夫婦を成り立たせているのではない...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...或は関翁と打語らい...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...さらに山木を語らいて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...なぜ腕輪を日時計に置いたの」第四章 語らいシルバデール令夫人が口ごもり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...だが陽気な語らいが広まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...『不動使者陀羅尼秘密法』に、〈不動使者小童子形を作(な)す、両種あり、一は矜禍羅(こんがら)と名づく(すなわち宮迦羅(くがら))、恭敬小心の者なり、一は制迦と名づく、共に語らい難く、悪性の者なり、なお人間悪性の下にありて、駆使を受くといえども、常に過失多きがごときなり〉...
南方熊楠 「十二支考」
...人々は語らいつつ笑いつつ作るのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...楽しげに語らい合っていたが...
吉川英治 「黒田如水」
...たとえ父君以下、門徒ことごとくこの地をお去りあろうとも」と、号して、さらに防塁を築き、同心を語らい、廻文を飛ばしなどして、「信長と最後の一戦せん」と、激気いやが上にも、昂(たか)いものがあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうもなるまい」「徳川殿を語らい...
吉川英治 「新書太閤記」
...目顔で語らい合いながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...何か語らいながらこっちへ来る男女がある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ときには骨肉のごとく語らい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...傍目(はため)もない恋を語らい合っている様もまま見かけられた...
吉川英治 「源頼朝」
...そこで仲間を語らい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...疎遠にして夫婦は特に親近にし私房の中に語らい楽しむ「ウーム...
吉川英治 「宮本武蔵」
...何か語らいながら...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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