...グループでのプロジェクト開始時に、起請文を書く必要があったため、起請誓紙を使った...
...弁護士が起請文を提出する際に、起請誓紙が必要となる場合がある...
...起請文には、内容に関する誓約や訴訟に関する誓約が含まれるが、起請誓紙はその内容を書き込むための用紙である...
...急いでいるため、起請文を書くための起請誓紙が足りなくなってしまった...
...起請誓紙を書く際には、汚れや傷がつかないように丁寧に扱うようにしよう...
...越前一国はそちらの指図通りと申す誓紙を入れようなどゝ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...嘘だ」「嘘で書いた誓紙を...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...そこで独美は始て誓紙に血判をさせて弟子を取った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「なるほど」と甲斐は欠伸(あくび)でもするように云った、「それで、その誓紙を、なにかの役に立てようというのですか」「三カ条の文言は、解釈によって重い意味をもたせることができる、これを取ることができれは、事のあったばあい一ノ関をしめあげる役に立つでしょう」「私にはそうは思われないが」と甲斐は呟(つぶや)いた、「しかし、貴方がそう決心されたのなら、とめるというわけにもゆかぬでしょう、ただどうか穏やかにやって下さい」そして甲斐は鈴を振った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...どう致そう」――また誓紙の件でございましょう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...――三カ条の誓紙だ」十左は黙った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...誓紙を渡すとみせて刺すのだ」「易水(えきすい)の故事だな」「おれは供待ちにいる」と七十郎は続けた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...相互、誓紙をかわし、神文(しんもん)に誓って、干戈(かんか)を収(おさ)めたのだ...
吉川英治 「上杉謙信」
...あとに粛(しゅく)たる大勢が涙をすすり合うのも聞えぬ振りして――熊野牛王(くまのごおう)の誓紙は実にこのあとですぐ持ち出されたのであった...
吉川英治 「黒田如水」
...誓紙を書いて示した...
吉川英治 「三国志」
...誓紙(せいし)をいただいて進ぜまする」「…………」半兵衛の眉宇(びう)を見つめたまま...
吉川英治 「新書太閤記」
...「誓紙まで持っておるのか」信長が...
吉川英治 「新書太閤記」
...調印誓紙お取りかはしのため...
吉川英治 「新書太閤記」
...水陸より攻めのぼる)という誓紙も入っていたし...
吉川英治 「新書太閤記」
...「上様の誓紙が今しがた届いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...質子(ちし)や誓紙(せいし)を差し出すことも...
吉川英治 「新書太閤記」
...誓紙の上で誓った者には...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...二二世までとも見えた政子と頼朝との誓紙(せいし)が破られた...
吉川英治 「源頼朝」
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