...グループでのプロジェクト開始時に、起請文を書く必要があったため、起請誓紙を使った...
...弁護士が起請文を提出する際に、起請誓紙が必要となる場合がある...
...起請文には、内容に関する誓約や訴訟に関する誓約が含まれるが、起請誓紙はその内容を書き込むための用紙である...
...急いでいるため、起請文を書くための起請誓紙が足りなくなってしまった...
...起請誓紙を書く際には、汚れや傷がつかないように丁寧に扱うようにしよう...
...又五日には、毛利右馬頭輝元から、秀次公、去春白井備後守を差下(さしくだし)、如此之案紙(かくのごときのあんし)を以(もって)、誓紙を沙汰し、入魂(じっこん)いたすべき旨仰せけるに因って、書き上げたる旨を、石田治部少輔を経て言上(ごんじょう)に及び、併(あわ)せてその案文なるものを證拠として差し出した...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...越前一国はそちらの指図通りと申す誓紙を入れようなどゝ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...わずか三ねんとたゝないうちにたちまち誓紙をほごにして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...と言っても恋の起請(きしょう)誓紙といったような色っぽいものではなくて...
徳田秋声 「仮装人物」
...書けと仰しやれば起證でも誓紙でもお好み次第さし上ませう...
樋口一葉 「にごりえ」
...という誓紙をたてた血気盛んな数千の命しらずを擁し...
久生十蘭 「魔都」
...泰文は誓紙をひったくると...
久生十蘭 「無月物語」
...両後見から誓紙を取る...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...後見職たるわれらを威(おど)して誓紙を取ることになる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「両後見が伊東新左衛門ひとりに誓紙を与えた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...もちろんそれが「誓紙」であることなどは云わず...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...熊野牛王の誓紙をかわして...
吉川英治 「上杉謙信」
...相互、誓紙をかわし、神文(しんもん)に誓って、干戈(かんか)を収(おさ)めたのだ...
吉川英治 「上杉謙信」
...直ちに誓紙を取りかわすであろうとの明言にござりました」間もなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...此方(こなた)まで誓紙をとどけて参っておる」味方の糾合(きゅうごう)については非常な確信をもっている容子(ようす)だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...四名連署(れんしょ)の誓紙に名をつらね...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉に誓紙を入れて降参したのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...もう二十名近い者の血判した誓紙(せいし)を納めていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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