...グループでのプロジェクト開始時に、起請文を書く必要があったため、起請誓紙を使った...
...弁護士が起請文を提出する際に、起請誓紙が必要となる場合がある...
...起請文には、内容に関する誓約や訴訟に関する誓約が含まれるが、起請誓紙はその内容を書き込むための用紙である...
...急いでいるため、起請文を書くための起請誓紙が足りなくなってしまった...
...起請誓紙を書く際には、汚れや傷がつかないように丁寧に扱うようにしよう...
...聊(いさゝか)以不レ存二野心(もつてやしんをぞんぜざる)一之旨を誓紙に書いた...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...良く水魚の交りを可致由(いたすべきよし)誓紙をかはし侍りしに...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...書けと仰(おつ)しやれば起証でも誓紙でもお好み次第さし上ませう...
樋口一葉 「にごりえ」
...両後見から誓紙を取る...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...誓紙を待っているぞ」琴の空音伊東新左衛門が危篤だと聞いたとき...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...幕府老中に出した誓紙にもとるとか...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「小野の館には、一ノ関に通謀する者がいるんだ」「内通者だって、ばかなことを云うな」「事実だ、事実いるんだ」と七十郎が云った、「奥山出雲か鷺坂靱負か、どちらかわからない、二人のうちどちらかが一ノ関と通謀している、それが給主(きゅうしゅ)(仙台から付けられた与力)の手を経て行われていることに間違いはない」「いつごろからだ」「わからない、ずっと以前からかもしれないが、おれが気づいたのは義兄(あに)の死んだあとだ」「証拠があるのか」「一つだけ云えば、両後見から取った三カ条の誓紙を、盗もうとした者があった」「一ノ関の欲しがっていた、あれをか」「兵部は義兄の病中から、あの誓紙を返せと云っていた、誓紙の三カ条は、事のあったとき兵部を取って押えることができる、それでしきりに返せと迫っていたのだが、おれはそれを小野の館へ持ち帰った」「盗もうとしたことは間違いないか」「しかも、それは奥山か鷺坂か、どちらかでなければ、近よることもできず、そこだという見当もつかない場所だ、内通者がいるという証拠はほかにもあるが、いまそれを教える必要はないだろう」十左は頷き、眼を拭いて盃を伏せながら、飲むとぐあいが悪いと云って、七十郎を見た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...鞘(さや)は無用だ」「誓紙に巻きましょうか」「誓紙は持ってはゆかない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...熊野牛王の誓紙をかわして...
吉川英治 「上杉謙信」
...相互、誓紙をかわし、神文(しんもん)に誓って、干戈(かんか)を収(おさ)めたのだ...
吉川英治 「上杉謙信」
...万一虚偽の入れ札をなすものは下手人同罪であるから左様心得ておくように」神文誓紙(しんもんせいし)の形式をとった上に...
吉川英治 「江戸三国志」
...あとに粛(しゅく)たる大勢が涙をすすり合うのも聞えぬ振りして――熊野牛王(くまのごおう)の誓紙は実にこのあとですぐ持ち出されたのであった...
吉川英治 「黒田如水」
...神文血判(しんもんけっぱん)をしてほしい」「誓紙(せいし)の支度(したく)は暇(ひま)どるばかり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...謝罪文と誓紙とを入れさせて...
吉川英治 「新書太閤記」
...誓紙(せいし)をさしあげてあるとおりに所存をかためておりまする」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...乗せられたものだ」「和睦(わぼく)の誓紙は破棄すべしだ」この声は...
吉川英治 「新書太閤記」
...四名連署(れんしょ)の誓紙に名をつらね...
吉川英治 「新書太閤記」
...誓紙(せいし)か...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索