...自分を認識しないではゐられない日だ...
種田山頭火 「其中日記」
...すなはち自己のうちに思惟する能力を有するものであるといふことのほか何物も私はまつたく認識しないといふことであつた...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...すなわち自己のうちに思惟する能力を有するものであるということのほか何物も私はまったく認識しないということであった...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そういうものの真価値を充分に認識しないのとで...
寺田寅彦 「科学と文学」
...画を認識しないのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは一例ですが開化が進むにつれてこういう贅沢(ぜいたく)なものの数が殖(ふ)えてくるのは誰でも認識しない訳に行かないでしょう...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...彼女が自分に親切であったという事実を裏から認識しない訳に行かなかった...
夏目漱石 「行人」
...この狭い世界以外に住む人のある事を認識しない原因から起るとすれば...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...事物を客観によって認識しないで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...全く認識しないやうであつた...
萩原朔太郎 「宿命」
...何一つ深く認識しないで...
三木清 「人生論ノート」
...何一つ深く認識しないで...
三木清 「人生論ノート」
...人間は決してその主(しゅ)に負うところのものを認識しないであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...目のあたりに見ながら認識しないことか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...享楽しながら認識しない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかしこの史実を認識しないで明治維新の歴史を読んでいると飛んでもない錯覚に陥る事がある...
夢野久作 「近世快人伝」
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