...明治四十三年八月※別(りくんべつ)停車塲(すていしょん)開通の近き日八十一老白里(はくり)関寛(せきかん)誌(しる)す十勝国(とかちのくに)中川郡(なかがわぐん)本別村(ぽんべつむら)字(あざ)斗満(とまむ)関牧塲創業記事八十一老 白里 関寛誌す(一)明治三十三年八月...
関寛 「関牧塲創業記事」
...兄はどんな手紙にも必ず「親展」と書き誌す癖があることを思い出して...
豊島与志雄 「悪夢」
...茲に誌すにも及ぶまい...
豊島与志雄 「別れの辞」
...それはこの国最大の歴史家ナブ・シャリム・シュヌ誌す所のサルゴン王ハルディア征討行(せいとうこう)の一枚である...
中島敦 「文字禍」
...骨子だけを誌すにとゞめて...
中原中也 「我が詩観」
...誌すことは出来るにしても...
中原中也 「我が詩観」
...セレノのいわゆる心理的地誌すなわち友人群や知人群による分析...
久生十蘭 「ハムレット」
...その儘此処に誌すのが何となく気が退ける位ひの抒情詞と美麗な形容詞に飾られてゐるので...
牧野信一 「喜劇考」
...ハリーはトムソンの部屋に泊り余は下宿に戻り日記を誌す...
牧野信一 「サフランの花」
...書き誌すそばから...
牧野信一 「ゾイラス」
...同じく単に無言の健在の意を知らせるだけのつもりで自分の名前を誌すと...
牧野信一 「南風譜」
...出遇つたことを善し悪しに関はらず隠さずに誌すのだ...
牧野信一 「冬の風鈴」
...これを誌すだけでも相当の退屈を味つた...
牧野信一 「貧しき日録」
...実際学校へ出す日誌には決して誌すことの出来ない多くの日を過した...
牧野信一 「貧しき日録」
...こんなことを何も僕は決して誇り気に誌すわけではないのであるが...
牧野信一 「ライス・ワッフルの友」
...その読後感を誌す目的で毎月つゞけて月々の多くの雑誌を読んで来た...
牧野信一 「浪曼的時評」
...これは『扶桑(ふそう)怪談実記』の誌すところであって...
柳田国男 「山の人生」
...お天気、誌すまでもなし...
吉川英治 「随筆 新平家」
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