...これまでのお前さんの誇らしいものを...
薄田泣菫 「独楽園」
...ここに尊い誇らしい心持がするのであります...
高浜虚子 「俳句への道」
...私は誇らしい気持になって...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...私は少なからず誇らしい気持になる...
外村繁 「澪標」
...誇らしい石の台座からよほど以前にずり落ちたわたしの魂が跪いてさう申します...
富永太郎 「癲狂院外景」
...なにか誇らしいものと感ぜられたのである...
豊島与志雄 「塩花」
...父兄たちの誇らしい話題になっていた...
中村地平 「霧の蕃社」
...松次郎はもう二度ばかり門附(かどづ)けに行ったことがあるので、一向平気だったが、始めての木之助は恥(はずか)しいような、誇らしいような、心配なような、妙な気持だった...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...どれほど誇らしいものであるか知れないと思っているのであろう...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...信仰を持たないと公言して誇らしい顔をするが...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...その未来に通じるはずの誇らしい発展とが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...誇らしい態度が却つて抵抗しがたく人を惹きつけるのだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あなたが與へ手であり保護者であるより以外の役を輕蔑(けいべつ)してゐらしたあの誇らしい獨立の時代のあなたよりも好きなんですの...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...心の奥底では嬉しいやら、誇らしいやら、楽しいやら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...誇らしいとか公明正大だとかは今まで何も報道されていない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...嬉しいやら誇らしいやら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...やはりその経験は子供にとって誇らしいものにもなるでしょう...
宮本百合子 「悔なき青春を」
...その顔には誇らしい自尊心と...
山本周五郎 「青べか物語」
便利!手書き漢字入力検索