...会話の「話頭」を切り出して整理する...
...今、話している内容の「話頭」が何か教えてくれますか?...
...彼女はいつも「話頭」を明確にして話すので聞きやすい...
...「話頭」をすばやく把握できるように訓練する...
...グループディスカッションで「話頭」を担当することになった...
...必(かならず)話頭を転換して...
芥川龍之介 「秋」
...」広子はこの話頭の変化に思わず大村の油画を眺めた...
芥川龍之介 「春」
...話頭(わとう)を転じて行きました...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...巧妙に話頭を転じました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...話頭を試験制度の問題に転じている...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...話頭は転じて、いわゆる「天才教育」の問題にはいる...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...一個の吉田松陰彼の話頭より活躍し来らんとす)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...老女の話頭を奪って歌い出したのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...刀は何を好んで使っている」あらぬ方へ話頭を持ち出したが...
中里介山 「大菩薩峠」
...此の外には一つも話頭に上ることはない...
長塚節 「芋掘り」
...所がある時此間亡くなつた池邊君に會つて偶然話頭が小説に及んだ折...
長塚節 「土」
...若き人を慰める為か話頭を転ずる...
夏目漱石 「幻影の盾」
...あのお宅の窓はよく見えますね」千種は話頭を転じました...
野村胡堂 「音波の殺人」
...あかくなつて話頭を転じた...
牧野信一 「南風譜」
...お前を悦び迎へてゐる吾々のためにロメリアの歌でも教へて呉れないか?」と話頭を転じた...
牧野信一 「南風譜」
...人をして曾て山陽の名が茶山蘭軒二家の話頭に上らなかつたことを想はしむるのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...無用の間話頭を作(な)すを憚(はゞか)らざることを得なかつた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...果心居士(かしんこじ)はふかくもいわず口をにごして話頭(わとう)一転(てん)...
吉川英治 「神州天馬侠」
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