例文・使い方一覧でみる「話にならぬ」の意味
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石川啄木 「雲は天才である」
...眠いこと話にならぬ...
石川啄木 「雪中行」
...質も量も今の雑誌と比べては話にならぬが...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...川上機関大尉も懸命だが、フランク大尉の強いことといったら、話にならぬ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...人員はどのくらいに減ったのかい」「とても話にならぬ...
海野十三 「空襲警報」
...お話にならぬほど疲れていた...
高見順 「如何なる星の下に」
...まるでなければ話にならぬし...
高村光太郎 「智恵子抄」
...ぜひとも一度ニッポンの大サンショウウオにお目にかからなければ話にならぬとまで言われるようになって...
太宰治 「黄村先生言行録」
...お前もこれから父の世話にならぬ覚悟でいなさい」と言い捨てて...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに近頃は文章に迄苦労するんだから、話にならぬ...
中島敦 「光と風と夢」
...鰻（うなぎ）ならメソッコみたいなもので話にならぬと――それからまた声を秘（ひそ）めていった...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...お話にならぬほど粗末なものであつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...余（あんま）り馬鹿気ていてお話にならぬ――と...
二葉亭四迷 「平凡」
...この情ない目を見てからのおれの失望落胆と云ったらお話にならぬ...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...金の点などで話にならぬからと断はる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...頭（てん）でお話にならぬので...
三島霜川 「平民の娘」
...喫驚（びっくり）して逃げてくるようでは話にならぬが...
柳田国男 「山の人生」
...船の中とはお話にならぬ不親切さで...
横光利一 「旅愁」
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