...門に立てる松や竹も田端青年団詰め所とか言う板葺(いたぶ)きの小屋の側に寄せかけてあった...
芥川龍之介 「年末の一日」
...詰め所を通る時は特に足を早めることにした...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...第一詰め所に坐ったまま...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...保吉ははっきり彼の後(うし)ろに詰め所の入口が見えるような気がした...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...それよりいずれも詰め所へおひきとりなされ切腹のおしたくでござりまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...人足(にんそく)の茶飲み所兼監督の詰め所の交番ようのものが「置い」てあった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...エレベータボーイは自分の詰め所に座り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...殿上役人の詰め所もあまり人影がなく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昼近くになって殿上の詰め所へ二人とも行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...家職の詰め所を見ると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...家司(けいし)の詰め所なども備わった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大将は禁中の詰め所にいて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まれまれに殿上の詰め所へ顔を出してもその人はすぐに逃げるようにして帰った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ちょっとした隔ての物を立てて臨時の詰め所をあちこちに作っているような家に今はなっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...侍の詰め所というような室(へや)を幾つも用意するために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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