...怪人と侠青年との息詰まるような睨み合いが続いた...
海野十三 「蠅男」
...しかももし利子を取るという制度がなかったならば、いかに刻苦勉励しても今日の富豪の有するごとき莫大の財産を一代に造ることはとうてい不可能で、たとい巨万の財産を積み得たとしても、子孫が働かずに食い減らせばたちまち消滅するゆえ、数代も数十代も後の子孫までが、懐手で贅沢(ぜいたく)に暮らせるということはないから、人間と他の動物との財産制度上の相違は、詰まるところ、利子を取るか取らぬかという一点に帰するのである...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...我等が行き詰まるやうな心持で椅子に腰をかけて仕事をしてゐると...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...狭いようでも詰めたら詰まるもんやわな」その夕方...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何やしらん息詰まるように感じたのんですが...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...横になると息が詰まるのだ...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...咽喉(のど)が詰まるようで呼吸が苦しいので...
中島敦 「南島譚」
...はたで見て居る私の方が氣が詰まるやうで御座います」お品は涙ぐましい眼を落して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その文明が支那においてすら行き詰まるほど発達してしまった時である...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...詰まるところは飼犬に手を噛(か)まるるものなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...女のほうではかえって気が詰まるように苦しく思い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...息の詰まるような一面の灰色になっている...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...「己(おれ)は息が詰まるような気がした...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...来たばかりのときはあんまりどのお部屋も狭いので息が詰まるような気持でしたわ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「……天才とか狂人とかいうものは詰まるところ...
夢野久作 「木魂」
...だから詰まるところこうなるんだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...必ず行き詰まるときがある...
横光利一 「欧洲紀行」
...せっぱに詰まることがあって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の則本昂大さん: 楽天から巨人へ移籍し、初めてジャイアンツ球場で練習に臨んだ ⚾️
- 卓球選手の張本智和さん: 4年連続で全日本選手権の準決勝進出を決めた🏓
- スピードスケート選手の高木美帆さん: 1500mで2位、五輪金へ弾み ⛸️
