...書物はそれでも詰まり切らないのか...
芥川龍之介 「東京小品」
...二十年後には完全に行き詰まります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...みずから行き詰まりつつある...
石原莞爾 「最終戦争論」
...やがて行き詰まりになるであろうということは当然の事でもあり...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...行き詰まりになりやすい抽象に新しい疎通孔をあけるには...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...それほど商売が行き詰まり...
徳田秋声 「縮図」
...詰まり突入したその傷口から...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...しかし事件はそれで行き詰まりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下水管詰まりを解消することだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...それなのに」言葉に詰まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...昭和戦前までいた坊主頭で寸詰まりの愛嬌のある顔をした春風亭柳丸という爺さん...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...さう云つた女の子は、一般にその給金を蓄へて嫁入り仕度を調へたり、給金の一部を月々親元へ送つて生活(くらし)の足しにしたりするのであつたが、中にはお屋敷の若樣といゝ仲になつて、とゞの詰まりは、莫大な手切金を頂いて引き下つたものもあれば、お屋敷奉公が縁となつて、富家(ふけ)と縁組みをしたものもあつた...
正宗白鳥 「玉の輿」
...ただし春の詰まりに秋吉(よ)けれども...
南方熊楠 「十二支考」
...詰まり秘密らしく次第にその啓示(けいし)の期の近づいて来る...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「不可説」
...実はお答えに詰まりますようで……ヘヘ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...その他到る処の御世辞や御愛嬌は片っ端からフン詰まりになって...
夢野久作 「鼻の表現」
...それが気詰まりと思わるるならば此方(こんた)...
夢野久作 「名娼満月」
...行き詰まりかけているのではあるまいか...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
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