...とかくの詮議立てをして居りますと...
芥川龍之介 「邪宗門」
...ものものしう詮議立てするが...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...別に詮議立てもしなかったので...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...父たちのなさることを詮議立てしたって何もわからないのが当り前の事ですから...
太宰治 「新ハムレット」
...細かい詮議立ては無益のように思われるけれども...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...しかし此処ではあまり詮議立てをしないことにして直ちに次の出来事に移ろう...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...さあこうなるとパイプの詮議立てなんかしているより面白くなるて……」と云っているとほどなく...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...とやかくと詮議立てするどんな正義があるのです? だって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そんな詮議立てをしても無益ですから...
豊島与志雄 「野ざらし」
...然し僕はもう片山さんの心をあれこれと詮議立てしたくはない...
豊島与志雄 「野ざらし」
...そんな詮議立てをしないでも通るが...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな事を詮議立てするわけにも行きません...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...ともかく今更そんなことを詮議立てゝゐてもはじまらぬので...
牧野信一 「老猾抄」
...汝等が要らざる詮議立てして...
夢野久作 「白くれない」
...馬鹿な詮議立て』呟いて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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