例文・使い方一覧でみる「詮」の意味


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...出来る出来ぬの議は無益(むやく)の沙汰ぢや...   出来る出来ぬの詮議は無益の沙汰ぢやの読み方
芥川龍之介 「地獄変」

...所支那程下らない国は何処にもあるまいと考えた...   所詮支那程下らない国は何処にもあるまいと考えたの読み方
芥川龍之介 「長江游記」

...尤もその長所がやがてまた此の小説の短所――じつめて言へば著者それ自身の短所のある所である...   尤もその長所がやがてまた此の小説の短所――詮じつめて言へば著者それ自身の短所のある所であるの読み方
石川啄木 「小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息」

...私も方なしに仲間入して暮らす...   私も詮方なしに仲間入して暮らすの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...乞食することは、今の私として、方もないが、いはゆる乞食根性には落ちたくない、これは矛盾だらうか、否、否、否...   乞食することは、今の私として、詮方もないが、いはゆる乞食根性には落ちたくない、これは矛盾だらうか、否、否、否の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...しかしよくよく議してみるとやはり貧乏が総ての究極の原因であったという場合もかなり多いようである...   しかしよくよく詮議してみるとやはり貧乏が総ての究極の原因であったという場合もかなり多いようであるの読み方
寺田寅彦 「猫の穴掘り」

...議もせにゃならず...   詮議もせにゃならずの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...相手の心変りを責めて引戻すに義理を論じ人情を説くも方(せんかた)なし...   相手の心変りを責めて引戻すに義理を論じ人情を説くも詮方なしの読み方
永井荷風 「桑中喜語」

...我とは所(しょせん)...   我とは所詮の読み方
中島敦 「悟浄出世」

...化物の因縁(いんねん)はまだ議(せんぎ)していなかった...   化物の因縁はまだ詮議していなかったの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...議もこれまでぢや...   詮議もこれまでぢやの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...所相互の自己抑制と...   所詮相互の自己抑制との読み方
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」

...このごろはそういった奇蹟は(あきら)めている...   このごろはそういった奇蹟は詮めているの読み方
堀辰雄 「大和路・信濃路」

...誰がどんなに反撥してみても(せん)ないことである...   誰がどんなに反撥してみても詮ないことであるの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...此体(このてい)では事を挙げられる日になつても所(しよせん)働く事は出来ぬから...   此体では事を挙げられる日になつても所詮働く事は出来ぬからの読み方
森鴎外 「大塩平八郎」

...その意味を索(せんさく)する余地もない念仏であります...   その意味を詮索する余地もない念仏でありますの読み方
柳宗悦 「益子の絵土瓶」

...あまり評判が高く議(せんぎ)が厳しくなりそうなので...   あまり評判が高く詮議が厳しくなりそうなのでの読み方
山本周五郎 「いさましい話」

...なお議をつづけていたのじゃ...   なお詮議をつづけていたのじゃの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「詮」の読みかた

「詮」の書き方・書き順

いろんなフォントで「詮」

「詮」の英語の意味

「詮なんとか」といえば?  


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