...彼は詭弁を使って自分の意見を通そうとした...
...その論理は詭弁だらけで信用できない...
...詭弁に対しては冷静に対処する必要がある...
...彼は詭弁を弄して相手を圧倒した...
...詭弁を見破る力を身につけるために、哲学の勉強をしている...
...かの徒(いたず)らに暗中に摸索し神学的虚構物につきて好事的詭弁を弄するが如きは...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...私はそれを詭弁(きべん)だと思う...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...詭弁と滑稽のごった煮と言ったところか...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...之を主張するために詭弁を用いて論敵を破った...
戸坂潤 「辞典」
...虚偽の詭弁的代用品にしか過ぎず...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...まして認識の対象は実在ではなくて価値だという種類の云い方には詭弁が含まれている...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...二人にはそれがお秀の詭弁(きべん)としか受取れなかった...
夏目漱石 「明暗」
...しばしば誤った推論と詭弁の源泉であるようだ...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...孟子が当座に言った詭弁に相違ない...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...お父様がどんな詭弁(きべん)を使おうが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...誠 (眼をあげないで)南米ゴロ的な詭弁だ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...しかしそれは、あの例の詭弁が、哲学の入口をふさいでいるからであると信じます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)これらの錯綜せる詭弁(キケロ)が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは詭弁(きべん)だという人があるかも知れぬが...
柳宗悦 「民藝四十年」
...詭弁(きべん)は...
吉川英治 「大岡越前」
...張儀(ちょうぎ)の詭弁(きべん)を学んで...
吉川英治 「三国志」
...どう防ぐのだ」それこそ彼の詭弁にちがいあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...また得意な詭弁(きべん)でゴマ化しているいとまもない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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