...彼は詭弁を使って自分の意見を通そうとした...
...その論理は詭弁だらけで信用できない...
...詭弁に対しては冷静に対処する必要がある...
...彼は詭弁を弄して相手を圧倒した...
...詭弁を見破る力を身につけるために、哲学の勉強をしている...
...方法学派の欠点は力量不足と詭弁であった...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...きみが詭弁的な口実を作ろうとしているのはわかつている...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...詭弁と滑稽のごった煮と言ったところか...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...現代の学問性は哲学的であって詭弁的ではない...
戸坂潤 「科学方法論」
...まして認識の対象は実在ではなくて価値だという種類の云い方には詭弁が含まれている...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...こう云ってくると甚だ詭弁のように聞えるかも知れないが...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...詭弁(きべん)と真理とが相交じってる空気の中にはそれほど悪気がこもっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二人にはそれがお秀の詭弁(きべん)としか受取れなかった...
夏目漱石 「明暗」
...そんな詭弁(きべん)が...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...「人生ってほんとうにいいものですねえ」やつらは詭弁(きべん)だと思う...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...あるいは巧妙なる情熱的詭弁によって魔術の金冠のうちに移されてしまったのか...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...おれは次の詭弁的なばかげた概念差別を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...逃避したり、はずしたり、詭弁に陥ちたり、自嘲に堕したりしないでくれ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...「何が詭弁だ...
横光利一 「旅愁」
...ただ自己をつくろうに詭弁(きべん)と口舌(こうぜつ)の才を以てすることになる...
吉川英治 「黒田如水」
...謹んで沐浴して来たのが悪いとは合点がまいらぬ」「詭弁(きべん)を弄(ろう)すな」こんどは次席の村井河内...
吉川英治 「黒田如水」
...ご自身の命を自ら断つも同じではございませんか」「汝の詭弁(きべん)は聞き飽いた...
吉川英治 「三国志」
...詭弁(きべん)を吐かっしゃる!』『…………』『笑い事ではござらぬぞよ! 大石殿...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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