...彼は詭弁を使って自分の意見を通そうとした...
...その論理は詭弁だらけで信用できない...
...詭弁に対しては冷静に対処する必要がある...
...彼は詭弁を弄して相手を圧倒した...
...詭弁を見破る力を身につけるために、哲学の勉強をしている...
...盛に彼一流の詭弁(きべん)を弄した...
芥川龍之介 「秋」
...私はそれを詭弁(きべん)だと思う...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...僕に死を禁ずるその同じ詭弁家(きべんか)が時には僕を死の前にさらしたり...
太宰治 「織田君の死」
...信仰・詭弁・方法(方法は形而上学と呼ばれる)...
戸坂潤 「科学方法論」
...哲学的詭弁を弄しない限り...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...決して詭弁をばかり弄しているわけではないのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...虚偽の詭弁的代用品にしか過ぎず...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...その全体とは、少し調子がちがって、露骨に、辛辣に、詭弁的に、だが多少鈍重に、鈍感に、憚りなく談笑してる一群が、庭の一方にあった...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...二人にはそれがお秀の詭弁(きべん)としか受取れなかった...
夏目漱石 「明暗」
...義太夫を聴く人が中年以上のものに限られて来たようになったというのも詭弁(きべん)ではないと思った...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...あいまいに詭弁的(きべんてき)に職業化されていた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...「人生ってほんとうにいいものですねえ」やつらは詭弁(きべん)だと思う...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...もし正しくなければ単なる詭弁であり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...無限可分性についての全ての数学的議論を全くの詭弁とみなし...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...詭弁から解放され得ないことを...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第九巻)」
...」「それはやっぱり、詭弁だなア...
横光利一 「旅愁」
...詭弁の様相をなしつつ...
横光利一 「旅愁」
...督郵の詭弁(きべん)にも...
吉川英治 「三国志」
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