...我幼にして嘗(かつ)て初めて彼が詩巻を友に借り...
石川啄木 「閑天地」
...このアトリエの壁に黄山谷の「伏波神祠詩巻」の冒頭の三句だけの写真がかかげられている...
高村光太郎 「黄山谷について」
...この「詩巻」の意味がよくわかる...
高村光太郎 「黄山谷について」
...この詩巻を書いた時は背中にできものができていて...
高村光太郎 「黄山谷について」
...殊にこの詩巻の自跋(じばつ)の数行はのびのびとしていて力強く...
高村光太郎 「黄山谷について」
...墨水詩巻対岳堂詩巻を展覧す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又茶山自家の文中「題六如上人手写詩巻首」にも「公子従政于国」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは詩巻を掩うて勤向覚書を繙(ひもと)く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...佐藤子文及霞亭と偕(とも)に芳野に遊んだ時の詩巻である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...茶山は死に先つて「読旧詩巻」の五古を賦した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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