...詩句の中で、孫引きで意味を呼び出す手法があると知った...
...曾て『心理學』を譯するに當つて其中引用せられたる詩句を或は漢詩に或は新體詩に巧妙に譯出したのである...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...」これは、有名の詩句なんだそうだが、誰の詩句やら、浅学の私には、わからぬ...
太宰治 「鬱屈禍」
...こんな詩句を見つけた時...
太宰治 「人間失格」
...こうして響(ひび)き高い詩句や...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...陪審官たちの顔は彼等がそういう詩句については少しも知らぬことに気がついていささか疚(やま)しいような色を表(あらわ)した)...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...故郷に去りて禍を我の子孫に殘さざれ!』 160156 有名の詩句――ヘレネーの美を想像せしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一つの歌曲(リード)には四行から六行くらいの詩句で十分である...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...幾世紀の洗練を経たるAlexandrine(アレキサンドリン)十二音の詩句を以て...
永井荷風 「妾宅」
...こんな詩句で結んであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...この詩句はオリヨン星の事を指したもので...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...或はまたアポリネエルの詩句などを我知らず口吟んでゐるほど氣の輕いときにしろ...
堀辰雄 「水のほとり」
...次の如き詩句が強い力で湧き起つて来るのだつた...
松永延造 「アリア人の孤独」
...しかも生命にみちた詩句です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...後によまれるとおり「これらの詩句はよそに見られる」と書き加えたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...箱の裏に品物への偈(げ)(短い詩句)を書きつけることを始めた...
柳宗悦 「民藝四十年」
...何かの詩句にでもございますので」「宋の人...
吉川英治 「私本太平記」
...かの琵琶行(びわこう)の詩句をかりていうなら――大絃(タイゲン)ハ々(サウサウ)トシテ 急雨ノ如ク小絃(ゲン)ハ切々(セツセツ)トシテ 私語ノ如シ々切々 錯雑シテ大珠(タイジユ)...
吉川英治 「私本太平記」
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