...實際持ち前の執着癖を詩の世界にでも向ける外(ほか)仕方がなかつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...詩の世界は必ず之を抱摂して詩そのものの腐葉土とするに違いないと信じている...
高村光太郎 「自分と詩との関係」
...詩の世界がよくわからんのだ...
太宰治 「散華」
...こういう新しい詩形に固有な新しい詩の世界を創造して行くのは面白いことだろうと思われます...
寺田寅彦 「御返事(石原純君へ)」
...きっとおとなの知らない詩の世界があるだろうと思う...
寺田寅彦 「柿の種」
...詩の世界の広さを知らないからのことであらう...
中原中也 「我が詩観」
...私共は観阿弥が『松風』の一篇で私共に詩の世界を与へて呉れたことを喜ばねばならない...
野口米次郎 「能楽論」
...西洋風の詩の世界は...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...詩の世界を豊富にして行くことに存するのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...詩の世界について想像できない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...果して詩の世界にあるだろうか...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...夢と詩の世界を知らない人間...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...*107「ランボオは新しい詩の世界の扉をひらいた」と...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...ランボオは詩の世界の扉を閉じたのではなかったか...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...詩の世界といふものは...
牧野信一 「駒鳥の胸」
...――二人の住む国……心と心の王国――詩の世界――偽りのない世界……そこで二人は...
牧野信一 「駒鳥の胸」
...それを手がかりにぼくは詩の世界に足をふみこんだのである...
山之口貘 「詩とはなにか」
...村野四郎は「私は詩の世界にただ魅力を感じるから詩を書きます」というのであり...
山之口貘 「詩とはなにか」
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