...従つて、詩がないから、主観的要求がないから、かれの作は、ある意味に於いて、ありのまゝである...
田山録弥 「西鶴小論」
...他には年代記があって詩がない...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...『詩がない※』なぞと誤つた判断をさへ下したものであつた...
中原中也 「トリスタン・コルビエールを紹介す」
...即ち本質上の詩がないという意味である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...真の詩的陶酔を感じさせる自由詩がない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一もかくの如き没音律の詩がないこと...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...だからこの作者の作品には詩がありそうでかえって詩がないのである...
平林初之輔 「乱歩氏の諸作」
...「正子に詩がない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...門人秦玄民(はたげんみん)がためにするものは詩がないのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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山之口貘 「鮪に鰯」
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