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饗庭篁村 「木曾道中記」
...去つて穴澤天神に詣で...
大町桂月 「菅の堤の櫻」
...この男が紀州の道成寺に詣(まゐ)つた事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...ただ人のよくする富士詣ということを自分も十余年前に一度したことがあるということが...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...何うして今日墓に詣づる気になつたのか? とてもとてもさうした気持はなかつたのに――深くその秘密を胸に蔵(をさ)めて...
田山録弥 「百合子」
...エスペラント(世界語)にも深い造詣を有つてゐた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...参詣人は夥(おびたゞ)しかつた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...そして後宇多天皇の學問並に佛教の造詣の深く入らせられた事に就て委しく述べて居ります...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...私もこの由賀山へ参詣して...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...父の墓詣りくらいはしてもいいのに――)と...
直木三十五 「南国太平記」
...けれども碌(ろく)な仕事はできませんからこのごろは職人任せでございます」「貴様は身延(みのぶ)へ参詣に行くのだと申したがその通りか」「左様でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...竹生島へ詣(もう)でんがためでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お神さんが患(わづ)らつた時は觀音樣へ曉方のお百度詣りをしたとか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あなたの代りと云ってお墓詣りをしてくれましたそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...寺を出て亀山八幡に詣る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...絵ハガキや参詣者へのスタンプなどを備えている社務所風の家屋がある...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...「どうです?」高野詣りが腰をのばしていった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...寺証(てらしょう)をたよりに乗る四国詣(まい)り...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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