...十和田神社に詣づ...
大町桂月 「十和田湖」
...鎌倉鶴ヶ岡八幡宮初詣...
高浜虚子 「五百五十句」
...許宣は参詣人の人波の中にもまれて彼方此方していたが...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...お前は目がわるいんだから能(よ)くお詣(まい)りをしておいで...
徳田秋声 「あらくれ」
...この方面についても畫家として又工藝方面にも造詣深い某大家の考案を煩はして居ります...
豊田喜一郎 「月産五百臺が我社の根本方針」
...鋸山の日本寺へ参詣して来たのよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...右のような次第でお富士さんへ参詣して来たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...十二時になると同時に南洋神社に初詣でをしようといふのである...
中島敦 「環礁」
...この地蔵さまには今もって参詣者がたえない...
中村地平 「南方郵信」
...踊りの師匠のお喜多(きた)さんが墓場へお詣りに行きましたよ」「えッ」「あんなに早いお墓詣りは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……僕はごく小さい時分に一度母に連れられてこの近くの豐川稲荷までお詣りにきたことがあつた...
堀辰雄 「春淺き日に」
...八幡さまにお詣(まい)りいたしますと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...これに詣る輩むつかしき作法はなく...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...俊の詣でたのは閉帳二日前であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...成善がこの頃母五百と倶(とも)に浅草永住町(ながすみちょう)の覚音寺(かくおんじ)に詣(もう)でたことがある...
森鴎外 「渋江抽斎」
...また宵のうちから神詣でをする風習があるか...
柳田国男 「年中行事覚書」
...寒うなるぞ」「はい」「来ぬか」「お詣りしてもどります」時政は...
吉川英治 「源頼朝」
...初めこの比叡山に登つて來たのは參詣のためでなく...
若山牧水 「比叡山」
便利!手書き漢字入力検索