...評価するだけの雅量に乏しかつた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...私はまた私の説の価値を自ら大きく評価するようになろうとしている...
高浜虚子 「俳句への道」
...その利器の使い方の巧拙はその画家の技能を評価する目標の一つになるが...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...彼真新しい欅の根株の火鉢を頻に撫でて色々に評価する手合(てあい)もある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...過小評価することはまた...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...寡言沈黙を高く評価する東洋もしくは東方諸国にばかりでなく...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...夫を評価する上において...
夏目漱石 「野分」
...他(ひと)を評価する気ならそれまでだ...
夏目漱石 「明暗」
...その位この歌の値打ちを私は高く評価するものである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ロシヤでもせい/″\十二三年来)新しく勃興したマルクス主義文学――意識的プロレタリア文学の作品を如何に評価するかといふ非常に限られた問題だつたのである...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...作家若しくは批評家が文学作品を評価する基準は...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...生来の己れを高く評価する性質が...
水上滝太郎 「九月一日」
...大衆がいつの間にかあの憎むべき変通自在性を過少評価するような固定した形にだけ様式化して扱うのは危険だ...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...(a)もし我々を我々の行為行動によって評価するならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかしこれらの差異を過大に評価することは必ずしも正しくない...
矢部貞治 「政治学入門」
...農業におけるあらゆる種類の改良が地主に対して有する重要性を過少評価するものと...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...金及び銀がすべての他の物の価値を評価する一般的媒介物であることには...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...そういう人々が集まって功績を評価することになると...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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