...評判(ひやうばん)のあの目(め)が光(ひか)つたと見(み)える...
泉鏡太郎 「十六夜」
...義雄と長谷天香といふ批評家との幹事で...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...イリオン城の廊に評議の席を開きあり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...思うに批評が科学的であることの...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...強慾で非道だといふ評判でしたが...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...それの批評と申しますやうな事を申上げるに過ぎませぬ...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...と駒井が評したことがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでおもてむきこの説に対してはべつだんの批評を加えなかった...
夏目漱石 「三四郎」
...時々(とき/″\)評をすると...
夏目漱石 「それから」
...まことに評判の良い人でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そンな風評を人がしてるからなのよ」「さア...
林芙美子 「晩菊」
...私の理論を実証主義的であると評せしめるに至つたものゝやうに思はれるから...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...今はまたフッサールに対しても批評的となつて...
三木清 「消息一通」
...批評的であるよりも実践的であるか...
三木清 「人生論ノート」
...大変立派だという評判はもうずっときいていたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...選択取舎は批評に須(ま)つことがある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...特徴でもあり評判だったようである...
山本周五郎 「七日七夜」
...当時評判のものでした...
山本笑月 「明治世相百話」
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