...夜中の騒がしさを一軒一軒お詑びして歩いたものです...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...月給の袋に名を書く時いつも済まない済まないと心の中にお詑びをしています...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...五日の自分の罪を詑び...
橘外男 「仁王門」
...なんとお詑びを申上げていいかわかりません...
橘外男 「仁王門」
......
谷崎潤一郎 「細雪」
...代りに出てどんな詑言(わびごと)が云えるであろう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...無礼を詑(わ)びさせて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...何とお詑(わ)びを申上げてよいやら言葉もない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...第一親の身として其許(そこもと)に対しても御詑(わ)びの申様も無之(これなく)...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...いくらか今迄の無礼を詑びる心持も籠めて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...お詑びでもある(私のワヤの余沫が同君へまで飛んだのである)...
種田山頭火 「其中日記」
...先夜のお詑とお礼とをいふ...
種田山頭火 「其中日記」
...道綱をお呼び出しになって「これまで大へん御無沙汰申していたお詑(わ)びかたがた...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...此の御無礼をば詑(わ)びがてら...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...」と正直に詑びてゐるのは...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...」もう一度詑言葉を繰返したが...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...頭を下げて詑に來たので...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...ごめんなさいと心で詑びる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
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