...誰か自ら詐ることなくして包容の哲學を説くを得よう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...友を賣り人を詐る末の世と思へば...
高山樗牛 「瀧口入道」
...印象を詐る時は、すでに評論の第一条件を欠いている時だ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之は紙面を目睹したものの詐ることの出来ない印象である...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...あるいは詐る者あり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...是はアブラハム一日此所に來り鹽を求めると住民鹽無しと詐る...
南方熊楠 「詛言に就て」
...自ら見る明故に詐る能はざる也...
山路愛山 「明治文学史」
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