...それも決して罰せられぬと神々でも保証すれば別問題である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...そのしからざるを証するものは少なくないが...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...明日も又好晴であることを堅実に保証するやうに見えた...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...貝塚を遺(のこ)せし人民が時としては人肉を食(くら)ひし事有りしを証するものと考ふ...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...そうではなくして正に学問の伝承性を保証することをその使命とするものである...
戸坂潤 「科学方法論」
...理論を事実によって検証することに存する...
戸坂潤 「技術の哲学」
...だが存在自身を保証するもの...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...歴史中に崇高なものを立証することは禁制である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もう天気も好くなったから」「だってまた降ると困るわ」宗助は御米に対して永久に天気を保証する訳にも行かなかった...
夏目漱石 「門」
...南極大陸の存在を立証する直接の根拠を欠いている...
久生十蘭 「南極記」
...しかし彼らがその敵国において場所と食物とに窮しないことを決して立証するものではない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この貨物が奨励金一般に対する反対論の中には含まれていないことを立証するために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それの「内在的」なる生長はそれ自体においてなお決して文化の絶ゆることなく進みゆく発展を保証するものでない...
三木清 「科学批判の課題」
...彼のいろいろな論拠が力弱く彼の欲するところを実証するのにふさわしくないと言い...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これは歴史が実証するところであるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...青春の秘経(ひきやう)の奥に愛と栄華を保証する運命の黄金(きん)の大印(たいいん)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...おいのちは保証する...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すなわち家族の生活を保証するためである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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