...一皿づゝ自分の好むものを註文するか...
丘浅次郎 「落第と退校」
...生徒は一皿づゝ自分の好きな物を註文するから持つて来ただけのものは皆喜んで甘く食ふ事が出来る...
丘浅次郎 「落第と退校」
...『それだけ註文すると...
薄田泣菫 「価」
...西洋料理へ行つた時に友達の言つた言葉をそのまゝ用ひて料理を二皿とビールを註文すると...
田中貢太郎 「牡蠣船」
...食べると、かくの如く、甚だ、忘れっぽい私にさえ、註文する位に、うまい物であるのに、大阪人はこれを、新らしい商売として、東京へ乗出そうとはしない...
直木三十五 「大阪を歩く」
...註文するのが反って無理だといわねばならない状態にある...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...そして私の家まで来なさい」と註文するのと同じように大層無理な話である...
新美南吉 「童話における物語性の喪失」
...洋服を註文するひともされるひとも気がついているのかいないのか...
林芙美子 「着物雑考」
...水潰けになっているラムネを二本註文する...
林芙美子 「新版 放浪記」
...註文するうどんも五銭の並うどんにきまつてゐました...
林芙美子 「小さい花」
...されば絵師に註文するにあたっても...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...「コーヒー」と註文する...
原民喜 「永遠のみどり」
...毎日註文するとなると...
古川緑波 「うどんのお化け」
...「随分いろんなこと註文する方がありましてねえ...
古川緑波 「うどんのお化け」
...必ず第一番に註文するのは...
古川緑波 「神戸」
...のちに寺でこの男がつきっ切りでへんな画題ばかり註文するゆえ...
正岡容 「我が圓朝研究」
...彼等が註文する喰物(くいもの)や酒の種類があまり上等でない...
夢野久作 「暗黒公使」
...晝の辨當を註文する前に一本のそれを用意する事を忘れない...
若山牧水 「樹木とその葉」
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